アメリカの面接は交通費など支給が普通 – Amazonオンサイト行きます

広告

日本で就職試験を受ける際、ほとんどの企業では交通費は自腹のはずです。私は関東圏にいたから交通費はそんなにかからなかったのですが、北海道大学の学生なんかはかなり都内までの交通費を要するらしく、人によっては学生グループでアパートを借りてそこを拠点に就職活動をするのだと聞いたことがあります。また、就職活動の時期までに30万円(東北大の人の話)は貯金しておかないといけないという話でした。

昔は日本企業も出してくれたそうです。ですから地方の学生は都内の会社を受けて、ついでに何社か回ってくると1回の状況で何回分もの交通費をもらえた(道義的にどうかと思うけど)ので、就職活動をすればするほど儲かったなんて話も聞いたことがあります。日本企業が冷たいというよりは、今の日本企業が人を大事にしないということかも知れません。

アメリカでは面接に行く際の費用は企業が出してくれるようです。出してくれないところもあるのでしょうけど、旅費のレシートを残しておいて、Expense Reimbursement Formを提出すれば有名企業は出してくれるようです。これは航空券代、ホテル代、現地でのタクシー、Uber代などが対象だそうです。

さて、Amazonのオンサイト行けることになりました。今まで色々受けてきたけど、結構落ちまくっていて残念な気分になっていました。なんでも電話面接だけで8割くらいは落ちるらしいので、そんなに悲観するほどでもないらしいです。一方で面接慣れしている人はたいてい電話面接は通過できるというので、少しアメリカ式の面接や英語になれてきたのかも知れません。

オンサイトではNDA(守秘義務契約)を結ぶのでどういう問題が出題されたかは書くことができません。しかし実際にはネットには体験記はたくさんあります。

オンサイト行っても内定取れるのはごくわずからしいので、気を引き締めて準備します。

私は個人的には大企業向けだと思います。アメリカ来たのだからスタートアップの創業メンバーになってミリオネア目指さなきゃ損という気もするけど、スタートアップの場合はフレームワークの扱いに長けた人を求める気がするのです。アイディアがあって、それを素早くサービスに仕上げて、投資家に見せて出資を得て、事業を加速して収益化できるようにするのがスタートアップですので、できることなら1人でバックエンド書けて、サーバいじれて、フロントも書けるフルスタックな人が理想ですね。その人だけ雇えば事業が形になります。

一方でそういう会社では10億件のデータを効率よく探索するみたいなアルゴリズムの話は当面は要りません。サービスが拡大してきてから考えればいいことだと思います。

私の強みはコンピュータサイエンスの知識があることです。テック・ブートキャンプなどで短期間でフレームワークの使い方を習熟した人と競争するには向いていないし、おそらく勝てないでしょう。Ruby on Railsの知識だけで言えば、まともなカリキュラムで叩き込まれた人のほうが一貫した知識をもっているでしょう。私は当然ネットワークの話をされても、暗号の話をされても、コンピュータのアーキテクチャの話をされても一通りわかります。これは大学や大学院で一見すると仕事に直結しないような基礎科学をやっているからです。

というわけで、もし内定取れるならぜひ取って大企業に行きたいし、そうなれるように頑張ります。

広告