主役キャラが5人いる話なら5人とも活躍させないともったいない

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雑記です。『我々はスネ夫という存在を過小評価しているのではないでしょうか

1.のび太やドラえもん、ないし友人たちのピンチが描写される。
2.のび太(ジャイアンである場合もある)が、そのピンチ打破の為に行動に出ることを主張する。例えば敵のアジトに乗り込む、友人たちを救出する、といった内容。
3.スネ夫がそれに対して弱音を吐いて反対する。
4.しずかやジャイアンがのび太に同調する。
5.スネ夫も仕方なく賛同する。

この、

3.スネ夫がそれに対して弱音を吐いて反対する。

という箇所、これが私の考える「弱音枠」です。
(中略)
ただ、こと劇場版ドラえもんに関する限り、「大事な場面で弱音を吐く」というのは、十分に勇気がいることなのではないか、と私は思うのです。

私はある程度大人になってからはスネ夫はむしろ好きなキャラです。色々エピソードはあるけど、例えば税金鳥の話。冒頭で税金の理念を紹介してすばらしい制度だと皆が感服して税金鳥が投入されます。後半で税金の抜け穴が2つ提示されます。1つはジャイアンで力に頼るアウトロー。もう1つはスネ夫で脱税のようなことをしています。周囲からは汚いあいつからも税金を取れというけどスネ夫はルールは何も破っていないので税金鳥はスネ夫からは徴税できないのです。このようにスネ夫は全体的に子供っぽい世界に大人のエッセンスを入れる重要な役回りです。

それはともかく本題で、ドラえもんの主要キャラは、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫の5人がいます、チート級の能力を持った出来杉やスネ吉兄さんは準主役です。たった5人しかいない主要キャラなのだから、その全員の個性をうまく発揮させないともったいない。

悪い例として思い浮かぶのが、金曜ロードショー向けのルパン三世です。ルパン三世の主要キャラは、ルパン、次元、五ェ門、不二子、銭形の5人です。ところが金曜ロードショーのかなり早い段階から銭形軽視の話が多かったように思います。基本的にああいう映画枠ではルパンとその敵がいて、銭形もルパンを追う立場からは敵ということになりますが、スポットライトが当たるのはその話におけるメインの敵です。だから多くの話では銭形は途中で登場だけして、間抜けな姿を晒して事実上そこで出番は終わります。敵に軟禁され最後まで牢屋の中でごはんまだですかー?と聞いているだけとかそんな役回りを与えられる話は多かったと思います。

金曜ロードショーのルパンはわりと作りが雑なのが多くて、中には五ェ門すらも何のために出てきたかわからない話もあります。最近のは見ていないけどそのうち次元や不二子も軽視されるのではないかと思ったけど、どうなのでしょう?ルパンとその敵がいれば話ができちゃうのはちょっと手抜きしすぎ。

2時間枠で起承転結させてしかも5人とも適切な見せ場を作らないといけないというのは難しいのかも知れないけど、見ている方からするとちゃんと主役は全員ちゃんと意味を持たせて欲しいなと思います。