国外で日本のテレビ番組を見るためのProliant Microserver

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近年ではNHKオンデマンドやテレビ東京オンデマンドなどネット配信サービスが充実してきて、あまり自宅の録画サーバを使うことはなくなったのですが、それでも動画配信サービスは国外からのアクセスを弾いていて不便なことがあります。私は何年か前にProliant Microserverを買ってサーバを作りました。今のモデルはこれみたいです。

遠隔地から操作するのに便利なリモートアクセスカード

特筆すべき点はリモートアクセスカードにあります。

しかし18万円というのはそろそろプレミアがつき始めたのでしょうか。中古価格はそれほどでもないし、上手に探せば安い店もあるかも知れません。

リモートアクセスカードは本体とは別に動作していて、本体の電源がOFFであってもアクセスすることができます。適切な固定IPアドレスをリモートアクセスカードに振って、ルータのNAT設定を済ませておけば外部から操作ができます。たとえ本体が完全にフリーズしたとしてもリブートできるし、リモートデスクトップもついています(要Java)。

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通常のリモートデスクトップはWindowsなどのOS上で動いているため、OSが起動しない、BIOSの変更をしたい、OSそのものを再インストールする必要があるなどの際には役に立ちませんが、HPのリモートアクセスカードは目の前にサーバがあるかのように操作できることがポイントです。他のサーバで同様のことができる製品はいまのところ知らないで、他に換えが利きません。ルータが故障したとかネットが不通になったなどの理由で操作できなくなることはあるかも知れませんが、サーバが原因で帰国するまでお手上げということはこれでなくなります。

MicroserverではRAIDが組めますのでHDDを4台入れてRAID5で運用しています。またPT3というチューナーカードを入れて録画することができます。

そろそろ見直したい点

ソフトウェア面について

Windows Server 2011を使っていますが、本音を言うとFreeNASで運用したかったのです。しかしFreeNAS(FreeBSD)でPT3は扱えるらしいけど、Windowsと比べると各種ソフトが不足していました。特に録画で使うTVRockがWindows用であることは大きかったかな。

そのTVRockもずいぶん前から開発が停止していて、新しい環境に乗り換えたいところです。少し調べたところあまりこの辺の環境は変わっていないようで、以前からあるEpgDataCap_Bon(EDCB)しか代替がなさそうです。

Linux用だとChinachuというのが人気のようです。少し時間が取れたら対応してみたい気もします。

なお、最近の事情を知りたい場合は検索する際に「1年以内」など期間を指定すると新しい情報だけ見ることができます。

CPUが貧弱な点について

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最近、新・映像の世紀を録画してffmpegでH265にエンコードしたところ、24時間では終わりませんでした。たぶん40時間くらいかかりました。オプションはdeinterlaceだけしてサイズなどは変更しません。さすがにこれは遅すぎると思います。

もともと5GBのデータが500MBまで縮みましたが、エンコード後の500MBの動画をGoogle Driveにアップロードするのに1分程度だったので、サーバではエンコードしないでアップロードだけしたほうがいいかも知れません。5GB送ってもう少しパワフルなマシンでエンコードすれば数時間で終わりそうです。あるいはクラウドにストレージ兼エンコードのサービスがあってもいいかも知れません。

エンコードしながらこれは録画サーバをそろそろ新調しなくちゃなーと思っていましたが、その後のアップロードの速さを見て、そのままでもいいかなという月並みなオチになりました。日本の家のネット環境は古い集合住宅のため、管理組合にいくら打診してもフレッツNEXTを検討してくれないことから古いタイプのフレッツ光マンションタイプを使っています。ネットが今後高速化すればローカルのサーバの性能は最低限でよくなるかも知れません。

冒頭で述べた映像配信サービスもそうだし、現代はインターネットの時代で、自前で何でもかんでもやらないといけないわけではありません。でもPT3で録画したものは映像配信サービスより高画質なことが多く、変なDRMがかかっていないし、視聴地域の制限もないことからまだもう少し現役続投になると思います。全体的に日本のコンテンツビジネスは狭量なところが多く、そんなことをしているうちにCDがネット配信に取って代わられたように将来の大きな利益を失わなければいいのですが。しかもそうした明確な敗因があるにも関わらず、メディアでは広告主に配慮してか「若者の音楽離れ」のような明後日の方向の分析をして、もしかして企業の上層部もそれを信じていたりはしませんよね・・・?