英語のリスニングの練習法

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思いつきで書きますが、ネイティブの英語の話すスピードが速くて理解できないという話をよく聞きます。ですが個人的な経験から言うと、速いから聞き取れないことが原因であることは少ないと思っています。私の場合は聞き取れないのはその単語なりフレーズに不慣れだからです。HelloとかThank youって言われて「いまなんて言いました?」って聞き直す人は見たことがありません。これはこれらの言葉は英語に不慣れな人であってもよく使うから聞き取れるのです。雑談の中で自分がよどみなく喋れることはだいたい聞き取れるのです。ですからやるべきことはHelloやThank youのように気軽に使えるフレーズをたくさん増やすことです。

閑話休題。最近ネットを見ていて気になるのは「永遠と」という言葉です。例えば「○○さんは〜について永遠と話し続けた」などです。これは日本語として誤りですが多くの日本人が使っています。正しくは「延々と」ですね。「永遠と」と書いている人の周囲の人が全員「永遠と」と発音していることはおそらくないでしょうし、これがある地方の方言であると言うこともないでしょう。単に「延々と」という単語を知らない人は会話で「延々と話し続けた」というフレーズを聴いても頭の中で知っている「永遠」に結びつけて理解してしまうのではないかと思います。日本語話者は日本語能力は十分に高いので「延々と」が欠落していたとしても言いたいことを理解するには十分で、そしてその間違って覚えた言葉が修正されないまま使用されている事例がかなり増えていると言うことです。このことから言えるのは、日本語話者が日本語を聞き取るときですら知らない単語は会話のスピードの中では正しく頭に入ってこないのです。まして外国語ならもっとそうでしょうね。

私の経験ですが、アメリカのスーパーマーケットで買い物をする際にマイバッグ持参で行くとレジでなにやら聞かれます。恥ずかしながら最初にスーパーに行ったときにはなんと言っているか理解できず、何度か聞き直して結局理解できず諦めたことがあります。悔しいのでその後ネットで色々調べてこれはマイバッグありなので袋ぶん値引きするか寄付に回すか聞かれていることを知ります。それからはレジで寄付しますか?と聞かれることは想定していますので、レジの人によって多少言い回しが違ったとしても問題なく答えることができます。

もう1つ私の経験ですが、仕事で関わっている分野(私の専門外です)の英語は普段聞いてもよくわかります。ちょっとぼかして書きますが、例えば金融機関のシステムを開発しているとします。私はコンピュータサイエンスが専門で金融のことは素人ですが、打ち合わせで金融機関の用語をよく聞いていると、別のたとえばFRBの声明を難なく聞き取れるようになります。かといって英語力が十分に鍛えられたかというとそうでもなく、別の話題では何を言っているのかわからないことは今でもあります。

結論としては英語が得意な人が多く勧めているように、リスニングを鍛えるためにはディクテーションをすることが効果的です。台本や字幕のある映画やラジオで聞き取る練習をして、それを正確に書き取ります。何度もやって聞き取れない場合はそのフレーズなり単語なり文法/構文に不慣れであるということなので、諦めて台本を見ます。何度かそのセンテンスを紙に書いて自分で発音してを繰り返して再びリスニングに戻ると不思議とよく聞き取れるようになります。

もう1つ大事なのは教材選びです。自分が聞き取れるようになりたい、喋れるようになりたいテーマを選ぶことが重要です。多くのリスニングの練習法について書いているページはBBC Worldとかを勧めています。もちろんBBCの英語は教材として最高なのは確かでしょうが、もしあなたの練習したいのがアメリカ人との日常会話ならフォーマルなイギリス語よりもアメリカのホームドラマが適しているでしょう。ある友人が言うにはフレンズというドラマが私にはいいそうです。なぜならフレンズの英語はニューヨークのナード(体育会系ではなく文化系)の英語だからです。