初級スキャニング(冬学期:2単位)

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原稿が裏写りしている

オリジナルの原稿ですが

赤丸のところをよーく見ると、スネ夫(未来)の顔がうっすら見えます。これはスキャンしたときに紙の裏までスキャンされてしまったことに起因します。これを除去します。

と言っても17ページもありますので、丁寧に描き直したりはしません。お手軽な方法を採ります。

準備

簡単に言うとレベル補正(色のヒストグラム)をいじります。

色深度を16ビットに

この原稿は白黒ですので、色の濃さが0〜255までの256段階で表されています。このままいじると、いじった結果が整数にならない部分は無理矢理近い値に直されてしまいます。これは画像の荒れ(ヒストグラムが櫛状になること)の原因になります。

というわけで、色深度を16ビット、つまり0〜65535の65536段階に細分化します。32ビットもできるけれど、倍あればいい(サンプリングの定理)と思います。どうせ最後には8ビット深度に落とすのですから。

画面解像度を2倍に

これも若干ピクセルをいじるので、サンプリングの定理の理念に基づき解像度を倍にしておきます。

作業

レベル補正

ヒストグラムを見ると、色の白い部分(絵で言うと余白)のところに黒いものが集中していますので、一番白い部分を山のちょっと左に設定してやります。これで大雑把には余白の裏写りは消えてしまいます。

ついでにアンシャープマスク

原画の線が弱いので、ちょっとだけコントラストを上げてやります。パラメータはお好みで。

完成

違いは分かるでしょうか。2ページ目よりもっと顕著なページでやればよかったかな。