アトランタ

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アトランタに来ている。トルコで知り合ったご婦人が一度遊びにおいでというので、コミュ障のおいらは言葉を真に受けて遊びに来た次第である。

アトランタも都心部はビルもあり、地下鉄も東西に走っている。ニューヨークと比べれば田舎だけど、ジョージア州はイギリスから独立した初代13州の1つで、アトランタも南北戦争の南軍(アメリカ連合国)の拠点として有名。風と共に去りぬの舞台でもある。

アトランタの住宅街

とてもきれいな街並みである。ニューヨークの生活もまた典型的なアメリカンライフだとすると、アトランタの生活もアメリカらしい生活だと思う。ただし車がないと不便だけど。

車はたくさんある。「何台あるの?」と聞いたら「たくさん♪」という返事が返ってくる。その日の気分に合わせて好きな車に乗って、運転が好きな人なら楽しいと思う。

ロードスター

8月のアトランタはとても暑く、35度くらいになるのはざらである。でも湿度は低いようで、それほど不快には感じない。オープンカーで走っていると焦げそうになるけど風は心地よい。夕方5時くらいにあるととても気持ちがいい。

家には猫が2匹いる。お互いに仲が悪く喧嘩ばかりしているので隔離されている。8月はゲストがたくさん来るようで、猫の数もまた増える。家にいた猫は最初の頃は警戒していたが、最近はだいぶ慣れてきたというか、朝寝ているとベッドの上でもぞもぞしてにゃーにゃー言うので困るくらいである。大抵は何かをねだりに来ていて、今朝の場合は餌が欲しかったらしい。毎日猫をもふもふする生活。

猫をもふもふもいいけど、英語の勉強をしないといけないし、あとは仕事もある。仕事は若干遅延気味で、これを片付けないと旅行にも行けない。英語の試験が8月11日である。というかTOEICを受けることになった。こないだ受けたところ740点しか取れずがっくりした。アメリカに2ヶ月いてこの点数かと。行きたい学校は760点を要求するので、これを超えるくらいは可能だと思うけど、800点くらいは取りたかった。受験会場はニューヨークのコリアンタウンで、会場は韓国系の学校だった。試験の最中に何度も邪魔をされて集中力を削がれた。なにも試験の最中に「ここにサインして下さい」とか「住所を書いた紙を回収します」とかやってこなくてもいいのに。そのほか、檻の中の熊みたいにうろうろ歩いて邪魔すること5,6度。ニューヨークでTOEICを受けるときはディスカバリースクールを会場に選ぶべきではない。もしかすると会場がよければ20点くらい点が増えたかも知れない。

脱線した。8月11日の試験が終わって仕事もある程度消化していたらアメリカを旅しようと思う。グレイハウンドバスを使った旅もいいし、アメリカレイルパスを使った鉄道の旅も悪くない。グランドキャニオンとかイエローストーンも見てみたい。この家のおっちゃんが言うには、グランドキャニオンは単に見るだけではなく、ハイキングをするか、できればボートに乗って5日くらいかけて川を下るといいという。なんか楽しそうである。荷物はアトランタに放置していこう。PCとか抱えて旅をするのはかったるい。いやPCくらいは持っていた方がいいか、急な仕事も入るかも知れない。

8月いっぱいアメリカを旅したらアトランタで荷物を回収してニューヨークに行き、ニューヨークに荷物を放置してヨーロッパへ。パリにいるユダヤ人の姉弟から招待状を貰っている。

בר מצוה

バル・ミツワー

バル・ミツワー、バル・ミツヴァー(בר מצוה, Bar Mitzvah)とは、ユダヤ法を守る宗教的・社会的な責任を持った成人男性のことである。また、子供がこの責任を持てる年齢に達したことを記念して行われるユダヤ教徒の成人式のことも指す。

ユダヤ教徒の子供は、13歳になった男児がバル・ミツワーと、12歳になった女児がバト・ミツワー(בת מצוה, Bat Mitzvah)と呼ばれるようになる。意味はともに「戒律の子」である。男女あわせた複数人を指すときはベネー・ミツワー(B’nai Mitzvah)と言う(女性のみの複数であるときは〔B’not Mitzvah〕)。

この姉妹は弟は甘えん坊というか、おいらに懐いていて可愛い。姉はツンデレ(違う)で、よく会いに来てとか言うくせに、行ったら行ったであまり相手をしてくれない困った子である。おいらはキャバクラに嵌まったらむしり取られるタイプかも知れない。なんでも典型的なユダヤ人じゃんとのことだけど。だからパリで暇したらそのままロンドンに渡ってしまおうかとも計画している。ついでにイスタンブルを経由してニューヨークに戻る。

ニューヨークでジャズでも聴いてそれから台湾に戻ろう。I came from Taiwan. というと大抵驚かれるけど、おいらの航空券は台湾経由なのである。

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