いじめの場合は親すら敵である場合もあるよなー

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404 Blog Not Foundから『あなたを逃せるのは、あなただけ』を読んで。

このエントリ自体が別の『いじめについて』についての意見なのだけど、さすがに今回はdankogaiも苦しい。なぜなら彼が類い希なる能力の持ち主であって、そんな特殊な事例は参考にならない。「大検とって大学いって(卒業してないので中卒だけど)、乞われてCTOになりましたが、なにか?」というけど、人生チート級の能力があれば、そりゃあ色々できるだろうさ。

一般的には子供の行動範囲はとても狭い。図書館に逃げろと言っても永遠にそこに引きこもるわけにはいかないし、そのうちお腹も空くし、いつまでも家に帰らなければ捜索願が出て連れ戻されるかもしれない。親に助けを求めても助けようとしない親なんかいくらでもいる。別に育児放棄とかではなくて、頭が古くて根性論一辺倒だとか、いろいろな理由で。

だから子供の場合はいじめられたときにどこに逃げるかというと、あの世に逃げるというのは順当な結論だろう。飛び抜けて能力があれば「中学へ入学するが学校教育に疑問を感じ、登校拒否を起こす。中学卒業後すぐに16歳で大検取得し、17歳でカリフォルニア大学バークレー校に入学する。日本では大検の効力が発生するのが18歳のため、留学するまでは家庭教師や塾講師として年上の生徒を教えていた」みたいなことも可能だろうけど、普通の子供はそれこそ国立大付属中に易々と合格するくらいの秀才であっても個人でできることは限られている。だから環境は大事なんだ。よい環境があれば子供の才能は伸びるし、命を理不尽に奪われることもない。で、子供にとっての環境というのは親によるものが大半だから、親が無理解というのは人生詰んでいる。

子供を育てるにあたって親なら普通はよい環境を与えてやりたいと誰もが思うだろうけど、人間の能力は親であっても限定的だから、結局は自分の狭い価値観の中に子供を押し込めてしまう。たとえば「勉強をがんばっていい大学に入ればいい会社に入れて、そうしたら一生安泰なのよ。だから今は遊ぶのは我慢して塾に通いなさい」的なのも親心ではあるのだろうけど、発想が貧困だからそういう環境しか作れない。そうした発想が貧困な親の子供がいじめに遭うと死を選ぶことしか選択肢がないというのは頷ける話である。

自分もすべてを知り尽くしたわけじゃないけど、色々見てきて次世代に引き継ぎたいことができたような気がする。自分が子供を授かることがあれば、狭いドグマに捕らわれることのない環境を提供したい。結婚願望というのはあまりないのだけど、もしかするとこれが結婚願望なのかな。

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