『君が衛生兵(ナース)で歩兵が俺で』

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著者より献本御礼。発売日は6月16日らしい。

昔、PDFでラノベ書いて電子書籍を出したら売れるんじゃね? と安易に考えて、作家をどこかで見つけてPixivで絵師さんと話をつけて出版しようとか何とかして、はやぶさ書房なるものを立ち上げたものの、結局決済方法などで行き詰まって凍結中になっています。気づいたら作家の篠山半太氏がPHP研究所に引っこ抜かれて、スマッシュ文庫から本を出すとのこと。PHPってプログラミング言語か? って感じですけど、まあめでたいことです。

篠山半太氏の作風はなんつーか、あれです。『這いよれ! ニャル子さん』っぽいというか、ネタをぎゅーぎゅーに詰め込んできて圧倒するような感じだったわけですが、今回もその路線は継承。ネタ特盛りで、某宇宙刑事の変身シーンとか、国際問題ギリギリの描写とか、目も当てられないことになっています。そこに自衛隊とサブカルを足して3で割るのではなく、掛け算してミキサーで混ぜたようなカオスな仕上がりです。

流れとしては自衛隊高校みたいなのがあって「それなんてエロゲ?」的展開で美少女が出てきて、あとはわーっと気づいたら(自主規制)な話になっているというYU-NOもびっくりの突拍子もない話です。あまりの内容に絵師さんがなかなかつかなかったとか。作品自体は、「はやぶさ」でやろうとしていた『ナイト=ゴーント』のスピンオフです。ナイト=ゴーントというと、ニャル子さんにスプラッタにされたあの悪鬼ですな。

おいらとしては、ラノベの出版ってこういう感じなのだなってのが身近で見られたのは面白かったかな。ともあれ、件のはやぶさ書房での経験では、出版できるレベルの作家と絵師さんはネットで見つけられる(実際に出版したのだから作家の力量は証明されたかな)けど決済手段がちょっと難しいと痛感しています。Gumroadのようなサービスで決済をすれば比較的簡単だけど、そこまで手抜きだとさすがにどうかと思う点もあります。ニート王のphaさんも何か本を出すらしいけど、そっちは出版社を通すみたいだし、個人が電子書籍でばんばん本を出せる時代はもうちょっと先かなあ。

先立つものがないとニートもやっていられないので、なんとか『ナイト=ゴーント』は出したいとは思っております。杞憂を捨てて簡易決済サービスに乗っかろうかなあ。

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