『「海外を旅しながら仕事する」を実現するにはどうすれば良いか』

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元記事『「海外を旅しながら仕事する」を実現するにはどうすれば良いか考えてみた。

元記事は比較的「だそうです」とか「〜が参考になります」が多くてあまり役には立たない印象。本人の体験を語っていない。

はてブを多く集めるページも意外と中身のないのが多い。最近よく見るのは英語上達系。何度も同じコンテンツ(浜崎あゆみの英語は日本人は叩くけど外国人は高評価の例とか)を使い回しているものが1000ブックマーク以上ついているのは一種のSEOなんだろうなあ。

Webの世界でも現実でもそうだけど「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが大事である。たとえば学生が面接で「10年後のビジョンは?」とか聞かれた際に、どこかの雑誌で社長が10年後のビジョンを語っていたのと同じようなことを言っても「しょせん学生視点」とか言われる。案外経営者なんかも大したこと言ってない。

世界の生活費

元記事は比較的「だそうです」が多くてあまり役には立たない印象。

とりあえず海外の生活費について。台湾は家賃数千元からある。食費は一食60元〜100元くらい。1台湾元=2.6円くらいだった。贅沢をすれば青天井だけど。台湾の新卒者の給料が月給で2万元〜6万元くらいだから月2万元あれば生きていけるのだろう。自分の感覚だと2万元はちょっときつい。家賃6000元くらいの部屋で食費が1万元くらいで少し余裕がある程度か。携帯代とか交通費も必要なのでカツカツである。台湾の安い部屋は台所がついていないところが多く自炊は難しい。

中国は一食10元前後で拉面とか牛肉烩饭がある。ちょっと洒落たところだと30元くらいか。南京のアパートだと家賃数百元くらい。たしか上海の平均賃金が台北を超えたそうだ。たぶん今だと平均賃金が日本円で7万円くらいだから、そのくらいあれば生きていけるのだろうか。1人民元は13円弱。

7元のラーメン

この牛肉拉面が確か8元で味も結構いい。中国の食事はハイレベル。

途上国は全般的に言えることだけど、アメリカ文化を無理に体験しようとすると損をする。マクドナルドのセットが26.5元だったがどう考えても高い。先進国ではジャンクフードでも途上国ではデートで行くようなオシャレな店のイメージになっているように見えるが、そうした欧米文化に対して高いお金を払っているわけである。炒飯とか牛肉拉面を食べていれば安くておいしい。

トルコのイスタンブルだと結構物価は高い。家賃が500トルコリラから1000トルコリラくらいである。1トルコリラは半年前に40円ちょいだった。トルコ人は家に拘る傾向があるため、家具付きアパートはあんまり人気がない。でも外国人が何ヶ月か住む程度なら家具を買いそろえて胃はいられないので、そこに需要が生まれる。自分が長期で住むなら3部屋で1000リラくらいの何もなしの3部屋くらいある部屋を借りて、家具を揃えてルームシェアを募るといいようだ。家賃500リラで募集すれば引く手数多だろうし、残りの2部屋が埋まっている状況ならば計1000リラの家賃収入が見込めるため自分は持ち出しがゼロになる計算。食費は10リラくらいでロカンタの食事が食べられるが、自炊も可能。中国のところでも書いたが、新市街にあるKanyonのような新しいショッピングモールに入っているレストランは割高なのでロカンタでピラフとかケバブを食べたほうがいい。

パリの郊外(12区)に住んだときは家賃が700ユーロくらいした。短期滞在だったので少々割高のところに住むことになったかも知れない。レストランは軒並み高いけれど家は優れているため生活は優雅だった。近所のマルシェで何か買ってきて紅茶でもいれながら、おいしいジャムとパンの絵に描いたようなヨーロッパ生活を堪能。日本で買ったら成城石井とか明治屋で500円くらいしそうなジャムが1〜2ユーロ程度である。じゃがいもを買いすぎて最後の方はイモばかり食べていた。

アメリカは大学のドミトリ(カレッジ)にしか住んだことがないけど、New Havenという田舎町で1000ドルあればコモンルーム(お客さんを呼んでパーティとかするための20人くらいは入れる部屋で、大きなテレビとかビリヤード台が置いてある)付きの比較的よいアパートを借りられた。おそらく半額くらいでも一人で生活するのに十分なものはあるだろう。よく行ったのは安い中華料理屋で5ドルくらいで炒飯を食べていた気がする。ドミトリの食事はくそまずかった。

収入をどこから得るか

アフィリエイトとかiPhoneアプリとあるけど、これは上手く行かないと思う。ニート王のpha氏ですらそんなにアフィリエイトでは儲かっていないらしい。2chまとめブログの大手は月に数百万円になるという噂だけど、もうバイトを雇ってまとめ記事を作らせるとか既に個人の小遣い稼ぎではなく事業体である。そこまですればアフィリエイトでもいいのかも知れないけど、起業しろと言っているに等しい。

いま自分のやっているのは都内の某会社に在宅勤務をしていることになっている。何年か普通に通勤して人脈を作った上で、かくかくしかじかの理由でSOHOでやらせて貰えませんか?と提案してみるのが現実的ではないかと思う。会社側も通勤手当を出す必要もないし、こちらも通勤に時間をかける必要もないしお互いにとって都合がいい。

持ち物について

旅に慣れないとあれも欲しい、これも欲しいで大きな旅行鞄を引きずってしまうのだが、理想的には財布とパスポートをポケットに入れて手ぶらで行くことである。ポケットがある服ならば財布もいらないくらい(財布ごと盗られたりする)。さすがにそれは難しいのでいくつか足す。基本的にお金があれば大抵の問題は解決できることを強く意識する。

チャック付きの手提げ鞄があるとよい。そんなに大きくないもの。まず飛行機に乗るときに刃物とか液体物はかなり制限があるから、預け入れ荷物に歯磨き粉などは入れる必要がある。だから鞄が1つは欲しい。紙袋のようにひっくり返したら中身が出るものは困るので、チャック付きのトートバッグあるいは背負えるリュックがあるとよい。

歯磨き粉の味は好みがあり現地調達が難しいので持って行くべき。歯ブラシも馬の歯でも磨くのかというようなごついものしかない国もあるため持って行く。カミソリはジレットとかならどこでも売っているので無理に詰める必要はない。爪切りなどで慣れたものが欲しい場合は持って行く。

PC類が必要なら鞄に空き容量を作って入れられるようにしておく。ただし飛行機に乗る際には預け入れ荷物だと盗難や破損の恐れがあるので取り出して自分で持ち込む。意外と大事なのがWiFiのアクセスポイントで、有線のLANしか用意していないところがある。特に中国は3箇所に滞在したけど全て有線だったから、これがないとiPhoneとかMacbook Airのような無線しか使えない機種ではネットが使えない。ルータ機能のない無線LANアクセスポイント(ケーブル代わり)は1,700円くらいで売られていてコンパクトである。

服は換えが1セットあれば何とかなる。必要なら買えばいいし、あとは洗濯しながら使い回す。現地でオシャレをする必要があるとか、あるいは季節を跨ぐときは面倒。洗濯機がなくてもシャワールームで洗って、手で絞ったものでも扇風機とエアコンがあれば一晩で衣類は乾かすことができる。これらがないと翌日には濡れたものを着るハメになるので少し余裕を持たせる。衣類は軽いがかさばるのであまり持ち歩きたくない。

SIMフリーのiPhoneはとても便利。ガイドブックとか重いものを持ち歩くよりずっと使える。特に地図。