暮れましておめでとうございます(3) 個人的ヒット商品

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あちこちで「今年買ってよかったもの」を見るので真似してみる。

MacBook Air

今年は1年の大半を海外で過ごした。4月以降に限って言うと2ヶ月しか日本にいなかった。そのためノートPCはとても重要だった。

MacBook Airは総合的には現状でもっとも優れたノートPCだと思う。ある特定の要素、例えば大きさとか重量とか値段とか液晶の解像度だけを取り出してみればMacBook Air以上のものはあるけれど、総合的にMacBook Airを越える物はないのではないかな。いくつかのポイントがあって、まず全モデルSSDであるということ。これはAppleらしい強制と割り切りだと思う。SSDは今はまだ高価だしHDDと比べると容量も小さい。もし選択可能だとしたら「俺、HDDで十分だわ」とか言う人が必ず出てきて魅力を半減させてしまう。未だに「Windows XPで十分」という人が多いのを見ればわかるように、人間は意外と保守的で新しい物を認めるのが苦手だ(やがて「最近の若い者は」と繰り言を言うジジイになるのは目に見えてるね)。しかしMacBook AirはSSDしか選べないので否が応でもSSDの魅力を体感せざるを得ない。SSDはここ数年で登場したデバイスの中でおそらく最も素晴らしいもので、CPUを少しくらいよくした程度では太刀打ちできないほどの体感パフォーマンスを上げる。

他にもキーボードがかなりいい。レッツノートとか他に人気の機種もあるけどキーボードはかなり使いにくかった(最近は改善されただろうか)。あとトラックパッドは最高にいい。これに並ぶ物はないだろう。かなり多くの他のノートPCを使っている人がマウスを外付けで使っている。ノートパソコンにマウスをつなぐのはかなり不格好だと思うし不便である。日本の工業製品ってスペック重視が多いと思う。カタログに載っている数字を見れば善し悪しがだいたい分かる。その一方でカタログからはわからないような細かい使い勝手は犠牲になるところが多い。その一例がキーボードやトラックパッドの品質である。

PT2

海外にいても日本のテレビを見たいことがある。そうした要望に応えるサービスはあるし、過去にもあって著作権ヤクザに潰されてきた。色々妨害の多い日本だから自前で作ってしまうのがよいと思う。

PT2はいわゆるTS抜きのできるISDBチューナカードである。放送波はARIB STD-B25という規格のアクセス制御がかかっているが、これはB-CASカードがあれば比較的簡単に復号できる。公共の電波を特定の企業が独占的に扱っているあたりが病んでいるのだけど、まあここまではOK。市販のレコーダはB25を復号して独自のより強力な暗号を掛けて記録するため、データの加工が面倒臭い。PT2と関連ドライバを使ってTSを直接記録してB25を復号すれば色々自由に扱えるわけである。

おいらは日本にWindowsマシンを1つ用意してPT2サーバにしている。VPNを張ってリモートデスクトップやSFTPでファイル転送や遠隔地からの操作を可能にしている。OSがクラッシュするようなことがあれば両親に頼んでリブートして貰うが、これは懸案事項である。

あとは自動的にffmpegなどを使って巨大なTSファイルを1時間で2,300MBくらいのH264動画にエンコードしてファイル転送をして視聴している。

VMware ESXi

サーバがクラッシュして自分でリブートできない事態が発生したらどうするか。そう考えると興味が湧いてくるのはハイパーバイザ型の仮想マシンである。通常のVMwareやVirtualBoxなどの仮想マシンはホストOSの上で起動するアプリケーションだが、ホストOSがクラッシュしたらどうしようもない。そこで、まず直接ハイパーバイザをインストールしてその上にWindowsなりLinuxなりを置く形式にすれば安心感は高まる。あとはハイパーバイザの信頼性だけ。

ProLiant MicroServer + リモートアクセスカード

最近はPC選びの基準も変わってきて、デスクトップだったら秋葉原あたりでリース流れであろうDELLとかHPのマシンを1万円程度で買ってきても十分だと思うようになった。もちろん最新機種はもっと高性能なのだけど、1万円で十分ならそれでいいじゃないかと。ただしHDDはクラッシュしたら痛いので新品を買う。起動ドライブはSSDにするなどしたほうがいい。

PT2を使ってTSを撮りためているともっとHDDが欲しくなる。しかしHDDは故障する可能性が意外と高い(今年も1回買って1ヶ月くらいで壊れている)し、容量が大きいからバックアップも面倒臭い。そこでRAIDでも使って信頼性を高めようということになる。その際に面白そうなのがProLiant MicroServerである。これに2TBのHDDを4基のせてFreeNASをOSにしてメモリを十分積みRAID-Zを構築するのが魅力的だろうと思えてきた。FreeNASはFreeBSD由来で色々と自由が利く。前にReadyNASというNASを買ったのだけど、意外と使い勝手も悪く値段も高く、サポートもあんまりよくなかったためNAS製品は買うまいと決めた。

さらにリモートアクセスカードを追加することで、OSが不安定になってもリモートアクセスカード経由で再起動することができる。これで海外からでも安心して操作できる。FreeBSDだからそんなに安定性は心配していないけど。

一方で、PT2サーバにそのままメモリを16GBくらい追加して、VirtualBoxのRawディスクモードでFreeNAS + RAID-Zを構築するのも悪くないと思っている。Windowsもハイバネーションさせなければ結構安定しているためホストOSをWindowsにするのも悪くないと思えてきた。CPUも型落ちだけどそれなりに高速である。

iPad

初代しか持っていないけれど、本を持ち歩くのが嫌なので裁断してPCに入れている。しかしPCの画面は通常横長なので本を読むにはあまり適していない。iPadはその点読みやすくていい。来年、RetinaなiPadが出るというから是非買いたいと思う。あとは裁断してiPadに入れればOK。

裁断は大量にやるには裁断機がよいとされるが、自分の経験上はあまりよくなかった。既に手持ちの本はほとんど電子化済みであるので、これから買う少量の本は裁断機よりも、アイロンで背表紙を熱して糊(ホットメルト)が柔らかくなったところで素早くむしる方法がいいのではないかと思う。ただし数ページまとまった状態で糊が固まってしまうことが多いため、そこはカッターナイフで丁寧に糊の部分を切り取っていく。これで裁断機でばっさりやるよりはずいぶんマシである。

スキャナはまだまだ不満な点も多い。なにより重送したりその際に紙をぐしゃぐしゃにしたり破いたりする点があって困る。面倒臭いけど人間が1枚ずつ投入するのがよさそうだ。

オライリーの電子書籍

オライリーはPDFで書籍を販売している。今年になって本文のテキストをコピーできるようになるなど制限が緩和されて、もう紙の本を買わずに済む・・・と思ったけど日本語版はまだまだ品揃えが悪い。英語だとたぶん全部PDFで買えるのに。オライリー以外の出版社でもそういうところが増えている。

日本の出版社はおそらく抵抗勢力で、結局は音楽配信で主導権を採られたように外国の会社においしいところを持って行かれるのだろうなあ。

ホームベーカリーに関心がわいてきた

焼きたてのパンを食べたい。

お口の清潔

歯を磨くというのはいい加減面倒臭い行為で、丁寧に磨くには相当時間をかけなければならないらしい。ある歯科医師が言うには15分磨けと。朝と夜15分ずつ磨いたら1日の1/48をシャカシャカで過ごすことになる。これは嫌だ、何とか効率化したい。

ナイフ

海外でも食費を削るためによく自炊をするが、ナイフが切れない。そういうわけで一振りいいのを買って持っていきたい。

VPNルータ

ひかり電話に対応(両親の都合で固定電話が必要)でVPNをルータレベルで張れることを求めるとこいつがいいみたい。

VPNというのは仮想的に距離の離れたところを同じネットワークであるように見せる技術。例えば日本の家とアメリカのアパートが同一のLANであるように見せられたらポート空けたりする必要がなくなる。

とりあえずこんなとこで。