色々と思うところがあるので、にーと的にいくつか。
マスコミが本当にマスゴミ
「頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道」というけど、本当にその通りだと思う。
dankogai氏のところで「東日本大震災 – DHMOより怖い読売新聞」とあった。詳しくはリンク先にあるが、読売新聞の煽り記事のソースが幸福の科学で事実無根らしいということ。幸福の科学といえば選挙前に北朝鮮が核ミサイルを撃ってきて大阪が消滅したみたいな動画を作っていたカルト教団。音声だけ聞いたときは、プロのアナウンサーが喋っているため非常にびっくりした。本当に悪趣味な団体である。そこがソースらしい。
無理にブログのテーマの《醜活》にこじつけると、マスコミってどうしてこうアホなのかわからない。優秀な奴を選りすぐっているはずの超一流企業(笑)のはずが、実際の構成員は放射線量の単位もわかっていないような科学音痴だったり、ソースが幸福の科学だったりする。
《醜活》の動き
大手企業の採用計画は概ね前年の10月に決めるらしい。だから2012年の採用枠は地震発生前に決まっているところが多いようだ。しかし2013年卒はリーマンショックのあと不景気に大災害が追い打ちで大変なことになるかも知れない。
リーマンショックのときはどこからともなく、リーマンショックの年に卒業するやつの自己責任みたいなとんでもない意見が散見された。好景気のときに卒業する人は手柄になり不景気のときは失態になるのか。
地震についてもそういう風な意見が出るのかと思ったら、今回はESの締め切りとかを先送りにする企業が現れた。絶対に不可能かと思っていた採用活動開始時期の先送りが実現するかも知れない。災害で被害に遭った方のことを考えると手放しには喜べないのだけど。
一方で東北地方の企業に内定が決まっていた人は取り消しがでたらしい。4年のこの時期に内定を取り消されたら既卒になることを回避はできないのではないか。こうした人が個別に救済されればいいのだけど、おそらく今までのケースを勘案するに何もないのではないかと思う。せいぜい面接で「履歴書の空白を説明して下さい」と言われたときに地震の影響で・・・と言えば考慮してくれるくらいか。書類で既卒だからとはねられてしまうのは回避が難しい。
困った学者たち
池田信夫氏のTweetは断片的に見るとプルトニウムが漏れている、福島が人の住めない土地になるとかRTされまくって、何言ってるんだこのおっさんと思った。ただ一連のTweetを見るとそれほど過度に不安を煽る内容でもないんだなと思ったところ「【画像あり】池田信夫に「今すぐ死ね」と言ったブロガー通報されて顔面メルトダウン 」ほか。
内田樹氏は『「疎開」のすすめ』というエントリを書いている。「いま被災地と、その周辺には限られた資源しかない。特に燃料の不足が顕著である」という理由から、この趣旨には同意である。ただ、放射線のことは内田氏が懸念するパニックを助長したような気がする。最初に彼のエントリについて聞いたのも、どっかの誰かが内田樹が東京がやばいから疎開を勧めていると言っていたのを耳にしたことだった。正しく内容が伝わっていないのが残念。
最後に宮台真司氏が頑張っているらしい。彼は経産省の陰謀とか旧科技庁の長官が何か言った(ソースなし)で煽るから困る。
台湾が義援金
ネットで放送を見ていた。涙が出そうだった。
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たぶん1台湾元=10円くらいで考えるといいと思う。レートは1台湾元=2.7円くらいだけど、ポケットに100元札が入っているときの安心感は1000円札があるくらいの感覚。台北市内を歩いていても、ちょっとしたものを食べて、バスで帰って来られるなって思う。決して270円ではない。
コンビニのバイトで時給80元と聞いた。日本だったら800円くらい。台北の一人暮らしのマンションの家賃が6,000元~10,000元くらい。水道とか電気代は込みの模様。これも単純に10倍すれば6万円~10万円くらいの感覚。外食も50~100元くらいだからだいたい感覚が合う。
7億8800万台湾元は日本円で21億円というけど、たぶん物価を勘案した額で言うと78億円くらいの印象。あと人口が日本の1/6だからさらに6倍すると、仮に日本が支援する側だったらいくらになったかの目安になる。
だから人口とか物価とか色々勘案すると、台湾の人たちは480億円くらいを募金してくれたに相当すると思うといいのではないかな。
非常にありがたいと思う。何らかの形でお返ししたい。
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