最近海外ニート氏の更新がない

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彼の事情は知らないが、自分の状況と重ねて考えてみると、たぶん同じことばかり書いていていいのかと感じたのではないか。

結局「《醜活》はクソ」になる

最近でも色々言いたいような報道はたくさんある。

就活に熱心な逮捕学生 悔やむ父親「ちゃんと話ができていれば…」

殺人未遂容疑で逮捕された○○容疑者(22)の父親(55)によると、楫田容疑者は鹿児島県内の高校を卒業後、鹿児島大に入学。休学してオーストラリアに留学し、現在は就職活動中だった。

バス横転 大学生が運転手からハンドルを奪う「自殺したかった」

25日午後11時55分ごろ、広島県東広島市河内町入野の山陽自動車道下り線で、南国交通(鹿児島市)の大阪発鹿児島行き高速バスが横転し、乗客10人と乗員2人の計12人全員がけがをした。

ここまで精神的に追い詰められる前に《醜活》なんかやめちまえばいいのに。オーストラリアに留学経験まであってなぜ?と思う。

新卒ってもしかして日本だけ? 世界の就職事情を聞いてみた!!

平成20年3月の大卒者の就職内定率は69.2%で前年比から1.1%上昇、日本の就職事情は回復傾向にある模様。何十社も会社訪問する厳しさはあるものの、努力は報われるようになりつつあるみたいです。一方、海外はどうなのでしょう? 若年層の失業率が17%と高いEUの就職事情を聞いてみると…。
(中略)
世界各国様々ですね。それにしても香港いいな! これを企業に言える学生もスゴイけど。

たぶん、新卒という習慣は現代の日本にしかない。韓国ですらもうちょっと学歴社会。過去の日本もここまでひどい新卒社会ではなかった。

《醜活》について言えること

  • 少しくらいやってみるのはいい。もしかすると相性がよくて簡単に決まるかも知れない。特に行きたい企業を受けるくらいならいい。
  • 精神的に辛い、無理、嫌だと思ったらすっぱりやめてしまうべき。
  • ではどうするか、海外脱出か起業あたりが順当か。
  • 起業はいろいろある。ITでも保育でも福祉でも選択肢は多い。課題はたぶん営業とネットを使うなら決済。
  • 海外脱出はお金を貯めること、当面は100万円くらいあればいい。親のところに世話になれるならバイトでも稼げる。

なんてことを毎回書くことになる。海外ニート氏だと社畜の話ばかり毎回書くことになって同じような話題の繰り返しになる。何か新しい切り口を見いださないとなかなかネタがない。

とりあえず日本の状況はあまりいい方向にいきそうにない。アラブ諸国のように革命が起きることは期待しにくいし、かといって自然によい方向に転がるかと言えば、むしろ原因分析を誤っていて日本人がゆとりだからダメなんだと、ますます若者軽視になっている感じ。

あなたに対して責任があるはずの世代が、あなたに責任を取らせている

404 Blog Not Foundから

生まれた責任は取れない。育てる責任なら取れるが

選択なきところに責任はない。だとしたら、あなたの誕生そのものに、あなたの責任はない。

責任があるのだとしたら、あなたの次の世代に対してではないか。

ところが見ての通り、現代の日本はあなたに対して責任があるはずの世代が、あなたに責任を取らせている。

これではこうなるのも当然だ。

上の世代、おいらの問題意識では企業経営に失敗したり政治で舵取りを誤った人たちが自らの責任を感じていない節があって、一部は前回の選挙で自民党を大敗北に追い込み、一部はゆとり世代がぁとか言っているわけである。

ホリエモンの問題提起

【話題】 ひろゆき氏 「国を守るために戦うっていうのはどうかと思う。(他国に国土を譲渡しても) いいんじゃないの? 」

その真意はどこにあるのか? 元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏と「国を守る」ということについて、真剣トークを展開した。「俺は、“流出がいいか悪いか”ということよりも、もっと上の問題“国を守るべきか、守らないべきか”を議論したかったんだよ。 要は“国ってなんなの?”ってこと。

“国を守りたい”って思ってるのは“国に頼ってる人”なわけで、国に頼ってない人は“別に関係ねえや”って思ってるわけでしょ。ほかの国で暮らせばいい。でも、みんなは“国を守らなきゃいけない”って言う」と堀江氏。
(略)
堀江氏も「武力衝突がなければ、譲渡してもいいと思う」と重ねる。「他国に明け渡した場合、日本人が今まで積み重ねてきたものや暮らしがなくなるっていうわけじゃないでしょ?俺が会社をM&A (合併・買収)しても、組織はだいたい残すじゃん」(堀江氏)

壮大なネトウヨ釣り。

NHKでハーバード白熱教室という番組があって、政治哲学のブームが起きた。哲学というのは当たり前のものを当たり前でなくしてしまうとサンデル教授は最初の講義で言っていたと思うけど、まず常識を疑おうという姿勢は重要なのではないか。

で、ホリエモンは「もっと上の問題“国を守るべきか、守らないべきか”を議論したかった」と言っている。また「みんなは“国を守らなきゃいけない”って言う」と疑問を呈している。それに対してのネットの反応は最初から守らなければならないに凝り固まっている。知的訓練度合いの差が如実に表れたと思う。

ホリエモンは国家運営と会社経営が類似していると言うけど、ネットのみなさんは「会社と国を同じように考えてる時点で詭弁」とか「会社経営と国家経営を一緒に論じんなよ、ボケ」とか言ってばかりで、なぜ一緒に考えてはいけないのかはまったく説明しない。先入観でコチコチである。

会社経営と国家運営は違うのか

たぶん違うのだろう。理由は会社は金が求心力である点。つまり、会社は給与の支払い能力がなくなったら通常は終わりである。しかし国家の場合はなかなか潰れはしない。某喜び組を侍らせている近隣の国を考えてみればいい。国家は金を払うから人がいるのではなく、人がいるから成り立っていて色々なものが権力者に入る構造である。

国家の場合は人の流動性がある程度、あるいはかなり制限されていて、事実上崩壊していても人を支配する構造がある。人間も動物の一種とすれば、原初的な欲求、他人を支配したい、いい女が欲しい、おいしいものを食べたい、自分の子供たちにも同じ快楽を与えたいなどの単純な欲求で動いている人が多いと思われる。

だから、国家運営に失敗したとしても人を支配する力が残っている限りは国家を解散するという結論にはならず、ひどい政治は続くし、その指導者から快楽を奪おうとすれば鎮圧される。

会社は金のなる木なので、むざむざ枯らしてしまおうという経営者はまずいない。企業買収で他の会社を手に入れても個人レベルはともかく全体的に悪いようにはしないのは、その方が効率よく金を生むからである。国家の侵略の場合は中国の香港に対する政策のように、あまり干渉しないことで金を生ませようという判断もできるが、支配そのものが目的の場合は圧政を敷く可能性がある。

国は守らなければならないのか

これも、ほとんど考えるまでもなくYESだと言う人が多いけど、本当にそうか?今の日本だと、かなり大雑把にカウントするけど2,000万人以上は「国に頼ってない人は“別に関係ねえや”」側だと思う。2,000万人というのはおおよその非正規雇用の人の数。もちろん、主婦で昼間の4時間だけ働きたいという人もいて、望まぬ非正規ではないのだろうけど、その他の無職とかニートとか金持ちとかもいるから、おおよそ2,000万人くらいはいるだろうなと思った。

この人たちはホリエモンの言うように「ほかの国で暮らせばいい」。国籍のない国で暮らすのはそれなりに制約も多いけど、国籍は取れる可能性もあるし、日本で生まれたから一生日本人でなくてもいいのではないか。

そのように考えると、日本で不遇の人も気分が楽になる気がする。将来の展望もないまま、ろくに手助けもしてくれない、税金ばかり取っていくような国家にいつまでも住む必要はない。

国が滅びるとはどういうことか

最後に日本が滅びるとか言うけど、それはどういうことか。

前から思うのだけど「坂本龍馬みたいな人が登場してくれれば」とか言う人は多いのだけど、もし織田信長とか坂本龍馬みたいな既存の価値観をぶっ壊すことを何とも思わない英雄が現れたらネトウヨ風に言えば「売国奴」と罵るんじゃないかな。

まず国と政府と国土は別物だと思う。明治より前は沖縄は琉球王国だったし、北海道も明治のころに日本になる前はアイヌモシリだった。一方で北方領土は今にもロシアに持って行かれそうな感じである。国土は増えたり減ったりする。

政府もたびたび変わっている。坂本龍馬の時代には佐幕と言われる幕府支持者がいたわけだけど、たぶん佐幕派にとっては倒幕派は国を滅ぼそうという大悪党であったと思う。しかし今になってみると歴史が途切れたと思っている人はほとんどいない。あるいは第二次大戦に負けたあとも憲法まで取り替えている。つまり政府が変わっても日本は滅んだとは言えない。

たぶん、国が滅びるというのは文化が滅びることだと思う。例えば「最近された水滸伝の女体化だけど実はすでに江戸時代に通った道だったりするんだぜ」なんて話を見ると、江戸時代の人が心底ご先祖様に見えてくる。時代も社会も人の考え方も変わってきたけど、共通する何かを感じる限りは国は続いている。

中国系の人が外国で生活しているのを華僑とか華裔とか言うけど、それでいいんだと思う。別に現在の日本国がどっかに侵略されても構わないとは言わないけれど、少なからぬ人にとって国というのは命を賭けて守る必要のあるものではなく、その国にいてもいいことないわーって思うのなら他の国で新生活を求めてもいい。世界のあちこちに移住した「日本人」が日本の文化を継承しているのなら、それはそれでよいのではないかと思う。

ということを考えてみると、哲学って大事だなって思う。最初から天下り的な結論があって思想が凝り固まっている人は、現在何不自由なく生きているのなら問題ないけど、もし現状に不満があり《醜活》でストレスをためてバスをひっくり返すとかしなくても、ちょっと柔軟に考えてみると人生が楽しくなるかも知れない。

おいらにとって守りたいのは日本人の幸せであって、日本政府とかカタチではないのである。北方領土を完全に失えば不幸になる日本人がいるから領土は大事なのだけど、一方で択捉島に住みたいのならビザを取れば住めるわけで、それでもいいような気はする。タイに外こもる人は多いけど、択捉島にも住めるはずだ。ユジノサハリンスク経由で入れる。

大事なのは「あたりまえ」を鵜呑みにしないこと。近代哲学は「神がこう言った」というのを無条件に受け入れる宗教に対立するものとして登場したそうだ。神とか偉い人とか常識がとか、そういう何か権威のあるものが押しつけてくるものに対して「本当にそうなのか?」と考えてみることは知的階級にとっては必須の習慣である。

アメリカの名門大学ってハーバードに限らずこういうことを常に考えている。そこが日本の大学との大きな違いかな。

眠いからグダグダだなー。

8 件のコメント

  • 就活で追い詰められる人は、
    「いじめらっこ」と同じ状況でしょう。
    助けが欲しいがあまりに追い詰められすぎて
    思考停止状態に陥ってるように思います。
    ただ、結局このニュースでは他人事のように書いているので
    このニュースから就活の仕組みが改善される可能性はないでしょう。

    国を守ることに関しては
    結局大部分の人が日本人としていやいやながらも
    日本を守る方向に行くのでしょう。
    日本人特有の「空気を読む」ということが
    働いてしまうのではないかと。

    責任については、若者を責める言葉や要因が
    増えたためだろうと思います。
    例えば、「ゆとり」に始まり「自己責任」などです。
    また、「草食系男子」などじわじわと増えているみたいです。
    さらには、その言葉をワイドショーなどで
    著名人が言うことで若者を叩き、それの影響が強いようです。
    ちなみに自分の世代の責任は、次の世代が取ると書いていますが
    今の若者は経済的、精神的に結婚などがしにくいので
    現在はそれすら難しそうです。

  • ホリエモンは極論をぶち上げるから、国粋主義者や反資本主義の人たちから脊髄反射で叩かれるけど、
    彼の言いたいことは常識を疑え。即ち「国を守ることは正しいか」。
    もっと掘り下げると「国のために犠牲を払う社会が正しいか」。
    大日本帝国末期の社会を肯定出来るのかですね。

    別に無償で(平和のために)中国に領土を譲渡しろって言ってるわけじゃないし、
    自衛隊は違憲だと騒いでいるキチガイ反戦主義者とも違う。極端な話、戦争して得ならすれば?というスタンスだと思います。
    お前ら「国を守る」「中国に侵略される」と騒いでるけど、根本から考え直したら?という問題提起なのですね。
    一つは「国を守るとは何か」もう一つは「国と自分自身を切り離したら?」でしょうか。

    さすがオナニートさんは凄い。
    これだけホリエモンの意図をくみ取って、論拠までずらっと並べて、圧巻です。
    私は考えを整理しきれず、ネトウヨの人たちにモヤモヤした反感を抱くだけでしたよ。

    草食系男子といってマスコミはヘラヘラ笑ってるけど、
    金を持っていない、のみならず非正社員という身分制度の下層階級に置かされて、女を口説けるのか?と言いたい。
    日本の社会には、静かな怒りを感じています。
    文化に愛着はあるし、身の回りの人たちも好きですが、国のために殉死するつもりは一切ありません。

  • 結構な割合の人が就活はクソだってことに(今頃ですが)気付き始めています。如何に人事担当が役立たずか、今行われている面接が無意味か、自分の知り合いの例を出します。知り合いはアークタンジェント(Cとかでatan()って書くアレです)を知らないのに、某大手家電プラントメーカーに内定しました(推薦です)。まぁ、日本の企業や就活なんてその程度って事なので、躍起になってブログネタにしなくてもいいかと思います。書きたい時にgdgd書けばいいかと。

    ホリエモンの燃料?を自分も読みました。国を守るというよりは、自分を、家族を、親しい人を守るってことですね。それが結局、国を守るって事につながるのだと思います。自分や親しい人達が海外で生活できるようなら、その時はわざわざ日本に残って国を守らなくてもいいはずだと。でも海外で生活なんて嫌だという人も多いし、何よりも金銭・言語の壁がある事が多い。だから(海外に行かない・行けない)多くの人はホリエモンを批判するわけです。

    それよりも自分としては、二人がなぜこのような発言をしたのか気になります。単に言いたかっただけでしょうか。哲学的な問題の提起だったらちゃんとそう言って欲しい。サンデル教授も(朧気にしか覚えていませんが)、政治哲学は悪い市民を生み出すリスクがある、といった類の発言をしていました。哲学自体はいいものです。考えるということはとても大切なことですが、サンデル教授の言うようなリスクもあることを事前に知っておかないと、国民の多くが大きく間違った方向に向かう羽目になることもあります。あとは、二人の言いたい事が、多くの人にはあまり良く伝わっていないようです。多くの人がこの二人を天邪鬼のような、あるいは調子に乗った金持ちのような感じにしか捉えていません。言いたいことを言えればそれでいいのかも知れませんが、もうちょっとひねくれないで(?) 発言して欲しいと思いました。

  • >そのように考えると、日本で不遇の人も気分が楽になる気がする。将来の展望もないまま、ろくに手助けもしてくれない、税金ばかり取っていくような国家にいつまでも住む必要はない。

    歪んだ、厳しい雇用情勢、劣悪な労働環境、ニートやひきこもり、うつ病患者や生活保護受給者、ホームレスや失業者などなど・・・なんというか、国や政府が強力に手助けしてくれていないですね。

    国民が取り巻く環境、状況が今現在最悪なのに、問題を見逃し、国民を見殺しにしていますね。

    こういう差別や格差がある待遇で、国のために頑張れ! と言われても困りますね。

  • う~ん、一番上の事件、なんかとても悲しいですよね。
    自分も大学の時に酷活(笑)をしたことあって、一応その時は今の子達よりは仕事もあって、
    内定つうもんもとったけど、
    なんか日本での高貴なお仕事様が怖かったのと貯金もそれなりにあったので、
    タイに卒業後行って働いた経験があるもんで。

    日本以外の選択肢もあるってことを気づいてもらいたいですよ、
    特に若い世代の子達には。

    やっぱり「疑われる」ってのが既得権のある層や国や企業とすれば怖いのかなー。
    だから日本の教育では教えないのかな…。
    色々隠しきれないことや、時代にそぐわない習慣やシステムだらけだから。

  • はじめてコメントさせて頂きます。
    自分は割としょうもない非正規な生活を送ってる人間ですが、
    このブログは参考になるので結構楽しんでみてます。台湾行ってみたいな―と思ってみたり。
    管理人さんが好きなように、好きなペースで更新なさっていただければよいと思います。
    変に人気ブログのようになって、炎上して閉鎖みたいな事態が一番無意味なことなので。
    もし機会があったら、プログラミングについて初めて触れる人間にお勧めの方法や本の記事があったりすると嬉しいです。
    私は翻訳関係の人間ですが、割と機械翻訳とか自然言語処理の進歩に脅威を感じていたりするもので……

  • その番組に出てた明治天皇の玄孫の竹田さんは、放送終了後にほりえもんにそういう考え方もあるって理解を示したみたいですね
    韓国とか、カンボジアだとか、ハワイとか、侵略から国を守らなかったところも多いと
    日本だと琉球王国とかもですね
    けど、ほりえもんがいってたのとはちょっとニュアンスは違うかなw

    思うに、俺は戦争のときだけ平等になるのは疑問に思う
    国のために死ぬことはすばらしい事だと思うんだったら、だったら平常時にも国のために財産を投げ出せよと
    国のために死ぬのはたやすく、国のために金をあげるのはいけないの?って
    金あげるほうが、はるかに簡単

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