まずコメントのお返事をします。
私の従兄弟はとある信用金庫に勤めていますが、20年ほど前からサービス残業などはなくなったようです。理由は従業員からの垂れこみで、色々あったとか・・・。あと仕事が仕事なだけに、法令遵守が求められるからだそうです。
残業もほとんど無いらしく、残業を多くさせると、その支店に本店から指導が入るとか。
ちなみに残業は全部ちゃんと賃金が出るので、従兄弟はもっとさせてくれと嘆いていますw。
そのお陰で従兄弟はかなり幸せな生活をおくれているようです・・・羨ましい。
このように労働環境が改善した例もありますから、に~とさんもあんまり日本の現状に絶望しないでね。
みんな、サービス残業させられたら、なるべく証拠を集めて、辞めるくらいなら労働基準監督署に行こう!
そうですね、労基署はどんどん使うべきだと思います。法の支配のある国家としては、当事者同士で解決しない場合は裁判所とか労基署を使うことは重要なことだと思います。それなのに「法律沙汰にして・・・」などと文句を言う人が多いのはまだ日本は法治国家とか法の支配のある国としては未成熟なのですね。江戸時代はちゃんと奉行所が機能していたらしいけど。
あと担当者の問題もあります。労基署の職員は数が少なく、労基署自体がブラックな職場になっているそうです。だから労基署を増やすということが必要になりそう。
先日、友人がネズミ講に誘われたそうです。ある26歳の江口洋介みたいな人と、連れの東大卒の男が25万円を払ったら儲かるというビジネスを持ちかけてきたそうです。東大卒の男は友達らしい。そのビジネスはSNSだとか、Amazonと提携している(実態はおいらもやっているアフィリエイト)と言って信用を得ようとするなど、色々巧みに本質を誤魔化そうとしていますが、結局はネズミ講です。で、その相談を受けたときに「警察に行って告発して」と伝えました。ところが、歌舞伎町交番は日本のヨハネスブルクなのでまともに取り合ってくれなかったそうです。しょーもない事件持ってくるなとか、騙される奴が悪いとか言われたとか。警察もこんなんじゃね。本当なら所轄に行くべき(犯罪は発生地主義なので、結局あの辺の警察署ですが)なのかも知れないけど警官がまともに働かない状況では困ります。
あとブラック企業に勤めている友人に残業代を請求するように勧めても「そんなことを言っても、金がないのだから取りようがない」と言います。しかし、その会社は東証二部上場なので調べてみたら決算黒字なんですよ。社員全員が残業代を請求したら赤字になるかも知れないけど、お金はあります。勝手に従業員が諦めている状況はありそう。
最後に、サビ残天国のブラック企業はきちんと労基署に申告するなどして搾り取った方が企業のためでもあります。なぜなら残業代が発生しないのにひどい残業が常態化している会社は、いくらコキ使ってもコストがかからないと勘違いしています。それゆえに業務効率が悪く競争力を落とします。残業代をきっちり払って、そのために残業しないで済むような社内制度作りを本気で作らせないとより効率のいい競合他社が出てきたときに仕事を奪われる可能性があります。
>イェーリング的には権利の上に眠るものは保護されない
これを思い出しました→「「である」ことと「する」こと」。中学校位の国語の教科書に載ってました。
十二条に言及しているあたり、社会の教科書のコラムくらいになってもいい作品だと思います。
転売おいしそうですね。自分も何か探してみようかな。物の値段を気にするのは商いの基本ですね。
丸山眞男でしたっけ。高校の教科書で読んだような気がします。彼の論評はたぶん中学生には難しいのではないかなー。高校生でも難しいと思います。
どでもいいけど、ついでなので。国語の学力の正体はその人の言語体系の深さ・広さだと思います。大学入試で国語の点数を取りたい場合は、自分の言語体系を大学入試で好まれる文章にあわせることが効果的です。つまり丸山眞男を読み込むということは、入試においては有利そうですね。おいらはこういうのは苦手でした。
転売について補足しておきます。該当の商品はMC288J/Aで本郷の第一購買部で3,980円で売られています。絶対に儲かる保証はしませんが、おいらは全部買い占めてヤフオクで売りさばけば1万円〜2万円くらいの利益は堅いと信じています。不良債権化はないでしょう。すぐに売れなくてもいつかは売れます。重要なのは中に書いてあるシリアルナンバーなので、落札者が納得してくれるのなら送料も必要ありません。
ブックオフとか秋葉原を携帯を片手に適正価格を調べながら転売できる商品を探すのは、一生の仕事にはオススメできませんが、思いがけず就職で躓いてしまっても貯金を作って人生を立て直すには役に立つでしょう。
WikiLeaksのアサンジ氏が逮捕されたらしい
WikiLeaksのアサンジ氏が婦女暴行で逮捕されたようです。しかし渦中の人物に突然婦女暴行の容疑が出て逮捕とは、痴漢冤罪で人生終わりは日本だけではないのかも知れませんね。本当に婦女暴行をしているのかも知れないけど、あからさますぎてうさんくさい。
少し前に秋葉原でダガーナイフを振り回して何人もの人を殺傷した痛ましい事件がありました。たまたま自分の歩いているところにそういうkittyな人がいたら人生を突然奪われることになります。同様に自分の乗っている電車や駅ホームにkitty女がいたらやはり人生が終わります。ナイフでの殺人は逮捕されておそらく死刑になりますが、痴漢冤罪はなんのお咎めもありません。
「痴漢冤罪の恐怖。膠原病で指が動かなくても推定有罪で懲役1年10ヶ月」という話があります。つまり女性の不自然な証言は信用できて、医師の診断書は信用できないというのが日本の司法です。
このような司法ですから、アサンジ氏も日本で逮捕するなら面白かったと思います。適当なプロの女性にレイプされたと証言させて、日本に来たことはないと言っても「女性の証言は信用できる、入管の記録は信用できない」として有罪判決に持っていけることでしょう(^^;)
日本の司法には期待していないけど、イギリスでこのようなことになったのは残念。前にもスパイ容疑の人をいきなり射殺したとか結構香ばしいことがある国ではあるけど、現在のイギリスには紳士の国であってほしかった。アサンジ氏も殺されなかっただけいいのかな。これから獄中で不審死でもするのかな。
明暗を分けたのは“経歴”ではなかった!内定取れない「すごい学生」、取れる「普通の学生」
『明暗を分けたのは“経歴”ではなかった!内定取れない「すごい学生」、取れる「普通の学生」――元サイバーエージェント・木暮太一スペシャル講義』がなかなか面白い。
まず思うのは企業も一見もっともなことを言うなーということ。でも、そんなところ本当に見ているかというと怪しい。もっと表面的なものでフィルタリングしていない?変なのを採用すると責任問題になるから、規格外のやつを落とすことに終始している会社は多いと思う。そもそも面接担当に大した権限がないんじゃないか。だからここに書かれているような、例えば自分の言葉で語れる人を採ろうという意欲が感じられない。そういう採用をしたいなら1時間くらい雑談するような面接が必要なんじゃないかな。で、外資や官庁はそういう面接が多いが、民間企業では見たことがない。ほとんどがQ&A。
自分の言葉を持っている人を求めるという採用基準はいいと思う。おいらも《醜活》本の受け売りや、どっかで聞いたようなことを自分の意見のように語る奴はダメだと思う。でも意外と多い。GDでも結構いるし、霞ヶ関のインターンなんかではすごく多い。それWBSで言ってたよねって。何もそういう情報を収集していない層よりは1ランク上ということになるんだろうけど、思考停止はよくない。
記事では会計について学ぶことを勧めている。これはいいと思う。ただし簿記と会計学の違いには注意。会計というと簿記となる人が多いようだけど、おいらは簿記は本当につまらないと思う。ほとんど定型の処理で、こういうときはこうするというものばっかり。人間のやる作業かと思った。おいらは表計算ソフトを使って財務諸表の作り方を練習したけど、ほとんどの人は電卓を使うらしい。試験本番でも電卓のみ持ち込み可である。こんなのプログラムにやらせればいいじゃないかってのが簿記だと思った。しかし会計学は面白かった。企業側には色々な選択があり、なぜその選択をしているのかを考えていくことは経営の理解にもつながる。だから公認会計士ってのは面白い仕事ではないかと思う。ちょっとした形跡から粉飾決算を見抜いたりするのは知的作業だと思う。
最後の顔採用の示唆はなんとも。。。