まずはコメントのお返事をします。
POSTED BY MR.T ON 2010年11月23日
確かにTPPでは、米などの関税についてのことばかり言われてますね。外国人労働者が流れてくるのは、ブラック企業にとっては嬉しいんじゃないでしょうか?私は、外国人労働者(特に中国人)は日本人よりも良く働くとテレビなどで聞いたことがあります。ただ、彼らは日本の労働環境(サビ残有、休日出勤ありなど)のなかでやっていけるのか正直疑問です。(パナソニックなどは、大量に外国人を採用するといっていましたが)TPPによってブラック企業にメスが入ることは期待してますがすぐには、うまくいかないと思います。日本の技術力についてはITなどの大きな組織でなくてもできる分野は個人のレベルが高くなっていると思います。(音楽などのコンテンツは企業が介入するとレベルが逆さがるのかもしれませんが)逆に今は企業自体の技術は下がってきてるんではないでしょうか?
ネトウヨの人が何を目指してるのか分かりませんし坂本龍馬のこともあまり知りませんが、今英雄扱いの坂本龍馬だって、生きてた時代には売国奴扱いされてたんじゃないでしょうか?だから、暗殺もされた。それなのに、ドラマ龍馬伝見て「龍馬はすごい」と言ってる一方で「龍馬みたいな人間は今は出てこん」といってるのは、基本的に発想がおかしいでしょう。もしかしたら、ネトウヨの方々が「売国奴」扱いしてる人が実は、一番まともなんじゃないのでしょうか?
東アジアは社畜文化がありますので、韓国人・中国人あたりはコキ使うにはよいかも知れません。ただ日本で日本人と同一基準の給料を払うとなるとメリットがあるかというと、どちらかというと日本人ほど従順ではないのでデメリットの方が大きそう。中国は反日感情があるという理由もあるけど、日本の工場があまりにブラックでストライキが起きたように、日本人ほどは腑抜けではないかも知れません。というか、話を聞けば近隣の企業で月収4万円くらいなのに日本企業だと3万円を切るとか、中国においては外資系なのに外資系としての矜持はあるのかと。外資というと超一流イメージがあるけど日本企業は外資になれなかったのかも。単なる外国企業。外人と外国人の違いみたいなものです。
日本は教育水準が高いから平均的には技術力はある方だと思うのですが、企業が腐っているところが多いですよね。
龍馬が暗殺されたのはおっしゃる通り、その時代ではあいつは売国奴だったのだと思います。でも売「国」というけど、そいつらが国だと思っていたのは幕府とかそれにまつわる既得権でしかなかったわけです。いま同様のことが起きつつあるのかも。
POSTED BY すーぷりせっど ON 2010年11月23日
返答ありがとうございます。
まずホテルでは失業保険を受けることが出来るほどの労働日数をクリアしていませんし、他にも微々たる収入があるので失業保険は受けられないと思います。実家暮らしなので月に10万円稼ぐことが出来ればOKなのですが、警備員は24時間拘束で15000円とかが多いですね、私の住んでいる辺りでは。他のバイトは時給850円ぐらい、工場での肉体労働で1000円ぐらい。英語が話せて動物実験or科学実験の経験があれば1600円のがあるんですが。
大学の寮に関してですが、阪大なら自宅通学圏内(と言っても片道2時間弱ぐらいかかる)なので恐らく寮には入れないと思います。京大なら熊野寮や吉田寮がありますね(相部屋+衛生環境に関しては我慢)。学力的に決して余裕はないので、入試における配点の違いから途中で志望校を変更するのは現実的でなく、遅くても来春にはどこを受けるか決めて一年後の受験に備えたほうが良さそうですね。親はまだ働いていますが、学費と生活費を学生自身が負担するのであれば免除が降りるということはないのでしょうかねー。最悪、ローンでもいいと思いますが(親に出してもらうor親に借りるのは干渉を防ぎたいので避けたい)。旧帝大はお金持ちなので結構通るらしい。
でも京大理学部は財政難らしいです。
月に10万円ならアルバイトをすこしみっちりやれば入ると思います。問題は何をやるかだけど。あまり難しく考えずに求人誌の募集に突撃した方がいいかも知れません。個人的にオススメは大学生協です。社会人(笑)と違って労働環境がまともなところが多いからです。求人誌に募集があったら突撃してみましょう。
片道2時間だと一人暮らしをした方がいいと思います。往復最低4時間はかなりきつい。おいらも駒場は遠くて難儀しました。定期だと14,000円/月くらいなので通いましたが、よく考えると時給1,000円換算で4時間も毎日浪費するなら近くにアパートを借りた方が得だったかも知れないと思っています。京大の方が遠くて阪大まで2時間だと神戸あたりでしょうか。だとしたら神戸大学なんかもいい大学です。
親が働いていると実質的に独立していても親が助けることを前提とするので免除は通りにくいです。結婚すれば完全に独立したとみなされるのですが、未婚の学部生で親にそこそこ所得があると結構難しい。そうすると奨学金頼みかなあ。
京大は学生証を見ると「○○学部長」と書いてありますが、普通の大学は総長の名で発行されています。つまり京大は総合大学というより大学連合みたいな感じの緩やかな繋がりでやっているので、他の大学とは違うかも知れません。京大の自由な校風の表れかな。ただ、一般に大学はどの学部が貧乏というのはないような気がします。なぜなら独立採算ではないからです。
POSTED BY ななし ON 2010年11月23日
前回のPBRの話で、昔読んだバリュー投資の本を思い出しました。バリュー系の指標として、日本ではPBRの成績はよくないそうです。ふーん、そうなんだと気に留めていなかったんですが、オナニートさんの解説で納得しました。異様に低いPBRの理由は、買収防衛だったのか……PBRが一倍を割り込んでいると、企業を解体して資産を売り払ったほうが儲かるレベル。よっぽど資産を遊ばせてるってことで、ハゲタカにもっと効率的に資産を使えとテコ入れされても仕方がない。でも日本はそれを拒んで、傷の舐め合いをしているわけですね。それで増資して、既存の株主にダメージを与える(既存の株の資産価値を毀損させる)って、泥棒も一緒ですよ。あるいは日本企業のビジネスは半死で、帳簿上の資産以外に価値がないのかもしれません。
粉飾決算をしていないのなら、帳簿上の資産より著しく解散価値が低いってことはないと思います。最近は国際会計の波が来ていて金融資産も時価で表記するのが当たり前です。それでも繰延資産のようなもの(図書館の本のように資産価値はある、これがあることにより将来収益が発生すると主張するけど実際は古本屋に持っていっても二束三文にしかならないもの)もあるし要注意ではあります。
POSTED BY シント ON 2010年11月23日
たしかに若者のことを真面目に考えている日本人って、少なそうですね……。雇用とか労働とかになると、更に少ないでしょう。日本人の足の引っ張りあいはよく見ます。ある意味すごい平和ですね。まあその間に外国にどんどん抜かれていくようですが。基本的にネトウヨと呼ばれる人達は、雇用と労働と経済と精神障害を真面目に考えません。経済はこの頃はましになったようですが、雇用と労働と精神障害は彼らにとってはタブーです。重要で考えないといけないことなのに、何も考えない、社畜と同じ反応しか来ない、はあ……。自分もネトウヨですが、いい加減雇用と労働と、ブラック企業対策と精神障害の問題を考えてほしい……。
ネトウヨと右翼は違うような気がします。ネットではまともな意見でもすぐにネトウヨ・ブサヨ扱いされてしまうので、実のところ自分がどうなのかはよくわからんのであります。おいらは経済的には右、政治的には左っぽいです。
ブラック企業は社畜がいる限りはずっと残りそうです。
就活なんとかしろデモ
就活なんとかしろデモが今日あったようです。Twitterとかで見ていると社畜がずいぶん喧しく、これでは日本のホワイト化はまだまだ先だろうなあというところ。
最近はメディアが急に就職氷河期特集を増やして逆に薄気味悪いものを感じます。去年のくたばれデモよりずっと反響が大きいのも、今はメディアが注目していると言うことです。ガイアの夜明けでも「息子たちの戦争~親の知らない 新“就活”戦線~」なんてやっていました。それを見た社畜がまたお飯事だとか罵詈雑言を飛ばしていて香ばしいのですが。どうして日本人同士でこうも足を引っ張るかな。ネット上から出てこられないやつが何を言っても大した障害にはならないのだけど。
奨学金は借金です
「奨学金の返済金額が300万以上ある奴集まれー(^o^)ノ」というスレがあって、実際には1,000万円近い人もちらほら(特にロースクール)いて、洒落にならないなと思っています。
自己破産するという選択がかなり有力です。自己破産にはそれなりにデメリットもあり、例えば弁護士になれません。ロースクールニートの人とか資格を人質に取られている人は気の毒なことです。逆に特にデメリットを感じない人は使い時かも知れません。
あとは放送大学永久在学なんて手もあります。まさか大学を出て仕事がないなんて思わないよなー。1年生の頃から将来は就職できないだろうと思っている人は稀。
ただ、学生支援機構自体には恨みはないので、これを踏み倒すのは悪いと思います。企業が財源になっている奨学ローンならまだ怒りをぶつけるのもわかるけど、学生支援機構には何の落ち度もない。自己破産して身綺麗になって海外にいけば日本での不具合なんかもあまり関係ないけど、学生支援機構や後輩に迷惑をかけるのは心が痛む。
外資系給料高すぎワロタw
Facebookを見ていたら「日本で働きませんか?」って広告が出ていて、なんで日本人にそんな広告を見せるかなあって思いつつ見てみました。あ、そういえばおいらは台湾人ってことになっているのかも知れない。
リンク先は「外資系人材紹介会社マイケル・ペイジ・インターナショナル」というところでした。試しにいくつか見てみたのですが、1,000万円越えがばんばんあって逆に申し込みにくい感じがします。まあ受けるだけなら受けてみればいいのですが。
話題は変わるけど、Fizz Buzz問題というのがあります。1, 2, 3と数字を数え上げていき、3の倍数のときはFizz、5の倍数のときはBuzz、3かつ5の倍数のときはFizz Buzzという遊びです。
1
2
Fizz
4
Buzz
Fizz
7
8
Fizz
Buzz
みたいな感じです。これをコンピュータにやらせる問題について「どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?」という記事があり、そこで
私と同様、この著者は、プログラミングの仕事への応募者200人中199人はコードがまったく書けないということで苦労している。繰り返すが、彼らはどんなコードも書けないのだ。
(中略)
かなりの試行錯誤の末に、コードを書こうともがいている人たちというのは、単に大きな問題に対して苦労しているのではないことがわかった。やや小さな問題(連結リストを実装するというような)に対して苦労するということでさえない。彼らはまったくちっぽけな問題に苦労しているのだ。それで、そういった類の開発者を見分けるための質問を作り始め、私が「Fizz-Buzz問題」と呼んでいる問題のクラスを考え出した。これはイギリスの学校の子供たちがよくやっている遊び(というかやらされている遊び)にちなんで名付けた。Fizz-Buzz問題の例はこんな感じだ。
1から100までの数をプリントするプログラムを書け。ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。
ちゃんとしたプログラマであれば、これを実行するプログラムを2分とかからずに紙に書き出せるはずだ。怖い事実を聞きたい? コンピュータサイエンス学科卒業生の過半数にはそれができないのだ。自称上級プログラマが答えを書くのに10-15分もかかっているのを見たこともある。
(中略)
応募者の驚くほどの割合の人たちが、コンピュータサイエンスのマスターやPhDの学位を持っている人たちでさえ、面接で基本的なプログラミングのタスクをやらせたときにうまくできないでいる。たとえば 「1から10まで数えるループを書け」とか、「16進数でFの次の数は何か?」といった質問に答えられない大卒者を私は面接したことがある。そこまでひどくないにしても、実際的な問題を解くのに再帰が使えない候補者をたくさん面接してきた。これらは基本的なスキルであり、それを欠いた人に多くのプログラミング経験があるとは思えない。採用候補者の面接をしなければならないソフトウェアエンジニアを代表して言わせてもらうと、我々はプログラムが書けない候補者と話をするのにうんざりしている。履歴書に載っている言語のそれぞれで1から10まで数えるループを書けて、電卓なして単純な算術ができ、実際的な問題を解くのに再帰が使えるのであれば、その時点であなたはすでに集団から抜け出していることになるのだ!
おいらの注目するところは、アメリカ人というのはダメダメでも自称上級プログラマだと言い張れる国民性の持ち主だと言うことです。日本人はかなりの実力があっても「いや、大したことないんですけど」と言ったりする。Googleで「趣味というほどではない」で検索すると53,000件見つかりました。たかが趣味なんだから下手くそでも全然構わないのに、その趣味ですら謙遜する。しかもしばしばかなり打ち込んでいて実力者だったりします。
この両者がアメリカの企業を受けたらどうなるでしょうか。普段、口だけヤローを相手にしている人の前にいかにも自信のなさそうな人がきたら、100の実力があると言って20くらいしかない人が山ほどいるのに、自分は30ですなんて言ったらなんと思われるか。
つまりですな、こうした外資系の求人に対して「俺はグレートだぜ」って言い張って面接を受けて、ダメならダメで諦めればよいと思うのです。きっと彼らはそうした人材は山ほど見たことがあります。それでも年収1,500万円なんかに凸するのはちょっと躊躇するとしたら、年収700万円くらいの求人の中では控えめなところに何社か応募すればいいのです。世間の《醜活》をしている人は100社受けたとか言っているのだから、その1/10くらい受けてみて引っかかったらラッキーくらいに考えてやってみてはどうでしょうか。
オマケ
3の倍数は3で割った余りが0、同様に5の倍数は5で割った余りが0であることを利用して判定するのが普通です。あと判定はifを使います。普通にFizzBuzzを解いたのでは簡単すぎるので、この両方を使わずにFizzBuzzしてみます。
#include < stdio.h> #include < stdlib.h> void n( int n ) { printf("%dn",n); } void fizz( int unused ) { printf("fizzn"); } void buzz( int unused ) { printf("buzzn"); } void fizzbuzz( int unused ) { printf("fizzbuzzn"); } // 関数ポインタのリスト void (*f[])(int n) = { n, // 0 n, // 1 n, // 2 fizz, // 3 n, // 4 buzz, // 5 fizz, // 6 n, // 7 n, // 8 fizz, // 9 buzz, // 10 n, // 11 fizz, // 12 n, // 13 n, // 14 fizzbuzz // 15 }; int main() { for( int i = 1; i <= 100; i++ ) { int c = ( i & 0xf0 ) >> 4; (*f[((i+c)&0x0f)])(i); } return EXIT_SUCCESS; }
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