コンシェルジュ

広告

クレジットカードのプラチナカードを持つと通常はコンシェルジュというサービスがつく。年会費が5万円から10万円くらいするプラチナカードの価値はコンシェルジュにあるという人もいる。コンシェルジュを使い倒せるなら年会費は高くなく、あまり使わないなら無駄だから止めておけということになるそうだ。

さて、今日は遠出をしている父から宿の予約を電話で頼まれた。父は年齢のためか比較的保守的で、馴染みの宿の予約をとってほしいとのことだった。そこで、いくつか旅行サイトを比較して60%オフというネットでのキャンペーンに応募した。これはネットで探すとあるのだけど、電話予約ではダメだそうだ。

年配の人はお金を持っていることはしばしばあるけど、情報には疎いのが普通に見える。最近のグルーポン系のビジネスもそうだけど、高感度消費者には低料金でサービスを行いお得な情報を流し口コミとかで宣伝に利用する方法が流行っている。若年層でお金はないが情報は早い人は割安料金で色々なサービスを利用でき、その分を高齢者から取ろうというのは穿った見方かも知れないけど、そのように見える。

コンシェルジュサービス

おいらはあまり現在のコンシェルジュサービスを利用しようと思わない。問題点はいくつかある。

まず電話をかけるのが面倒臭い。非コミュであるからして電話が嫌いなのもあるのだけど、電車の中とか歩きながらとか、あまり「もしもし」したくないタイミングがある。古い人はところ構わず喋るようだけど、おいらはそういうのは嫌である。あと周囲がうるさいと聞き取りにくい。メールでコンシェルジュを引き受けてくれるなら少しは考える。

次に結果に満足できないことが予想される。クレジットカードの年会費に10万円を払うような人を対象にしているので、1泊2,000円の宿を探してとかは嫌がりそうだ。高額消費を厭わない人にはいいのかも知れないが、いくら金持ちでも湯水の如く金を使うというのは昨今は流行らないよ。金をばらまくのが金持ちというのは成金の発想。だからクレジットカードのコンシェルジュはおいらの吝嗇の哲学に合うのか心配である。試したことがないので予想に過ぎないんだけどね。一度くらい使ってみてから批判すべきかも知れない。

クレジットカードのコンシェルジュは航空券を手配するとか宿の予約をするのは得意らしい。一見さんお断りのお高くとまったレストランの予約もお手の物だ。海外でしか売られていない物を代わりに買ってくれるサービスなんかもいいらしい。しかしそれ以外のことになるととたんに結果が悪くなると言う。努力はしてくれるけど、電話の向こうでぐぐっているだけという話だ。

おいらはどっちかというとネットの使い方は上手い方だと自負している。一方で、友人でやはり情報系の人で優秀なやつがいるのだけど、そいつは検索がひどく下手でなかなか目的の情報にたどり着けない。もしかするとこれはセンスの問題ではないかという気もする。すごく頭のいい人なのにひどく検索が下手であることもある。別の友人で大学を中退して自衛隊に行ってしまった人は実に上手に情報を見つけ出す。その上手い友人の説明は「単にキーワードを組み合わせて、余分なノイズを削ってやるだけ」とあっさり言う。これは野球の上手い人の「ボールが飛んできたらバットに当てるんだ」みたいな説明で、何の参考にもならないアドバイスだと思う。彼は本当に天才だと思うけど、周囲の評価は低い。

おいらがコンシェルジュを使わない理由は、コンシェルジュは面倒な上に結果に期待が持てないからである。自分で探せば短時間でおそらく最高の結果が得られるのに対して、コンシェルジュには電話で色々説明をして面倒な思いをして、得られた結果がそれほどよくないのである。

ネットを使うのが上手い人はコンシェルジュをやってはどうか

ニートでネットの世界に埋没していて、使いこなしに関しては右に出るものはいないという人が増えているらしい。そういう人はコンシェルジュをやると仕事になるかも知れない。なぜなら、情報を見つけ出せない人はたくさんいるからだ。

業務内容は契約している人から随時リクエストを受けて、直ちにあらゆる手段を使って情報を収集し、最善の結果を顧客に返す。激安でパソコンが欲しいんだけどと言われたら、何がベストかを考慮してプランを練り、それを満たす店を選定する。ちょうど安売りをしている店をうまく見つけ出せば顧客は満足してくれるだろう。あるいは中古でもいいのなら、程度のいい中古に必要なソフトをインストールして受け渡しをする。こうしたことを何でも引き受ける。

コンシェルジュサービスはクレジットカードに付帯しているもの以外にもあるのだけど、だいたい高級感を売りにしている。使用人を使うような感じで雑務を依頼して顧客の虚栄心をくすぐるわけだ。しかし、案外求められているのはもっと気軽なコンシェルジュではないかと思う。昔風に言うと何でも屋かな。何でも屋というと、人がやりたがらないことを代行するイメージが強いのでコンシェルジュと言うことにする。

ただ課題も多い。まず航空券とかホテルの予約をするとしたら本名・住所・パスポートナンバーなどの個人情報をたくさん持っていることが大事になる。個人情報保護法とかうるさい昨今では面倒臭い業務であるし、何より信頼性の低いニートが起業しましたなんてところを信用してくれる人は少ないかも知れない。

あとは他のビジネスと同じように営業力である。顧客をある程度つけないと話にならない。年会費10万円のサービスだとして3人しか顧客がいないのでは年商30万円で干上がってしまう。クレジットカードには他にもメリットがあるので同等の年会費では勝負にならないので、年会費1万円くらいだとすると、1,000人くらいは顧客がいないといけない。10人で経営するなら10,000人くらい顧客は必要だろう。

他にも決済手段とかを考え始めると問題は山積みである。やはり会社という組織は面倒臭いことを色々他に委譲できるようになっていて有利なのだなと思う。どこか既存の中企業〜大企業が始めるのならすぐにでも事業化できそうだけど、個人でやるのは難しい。

2 件のコメント

  • 英語はなかなか伝わらないですか。了解です。僕の英語も学会ではきっと伝わらないだろうからどっこいどっこいです(笑)
    ニートコンシェルジュとか良く思いつきますね。超ryニート氏は発想力の湧きだし口かとおもいました。
    もし自分がニートをしつつちょっと小遣いを稼ごうってのなら、注文通りの自作PCを作ったりするかもしれません。
    BTOよりなんとか安く高性能に作れないでしょうか?。注文ってのも、「~~のゲームがちゃんと動くヤツ」とか
    「ネットができて重い動画も見られて低消費電力で出来るだけ安く」とか、テキトーに注文が書かれてても卒なく作る感じで。
    BTOとかメーカーオンラインのだとここまで手の届くやつはないんじゃないかともいます。後は個人塾くらいですね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください