獣医師と薬剤師

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獣医師と薬剤師とでは獣医師のほうが医術もありますしいいのではないか

日本は医師が強すぎる

日本は薬剤師の地位が低いのでお得感は低いかも知れませんね。アメリカで薬剤師を見るとそりゃあ格好いいですよ、医師と同格というか、医師も薬の知識は薬剤師に勝てないと分かっているので頼りにしています。日本は医師の力が強すぎるので、医師に対して意見できる薬剤師は少ないようです。結果として薬剤師というとマツキヨで時給が上がるとか、薬を渡してくれる人とか、その程度のイメージになりがちですけどね。

そもそも、ドラマで医師のドラマや看護師のドラマはあるけれど、薬剤師って見たことないですよ。大学に行く人なら薬学部はあるから薬剤師って聞いたことのある人は多いけれど、世間一般では薬剤師なんて知らない人はたくさんいます。医師や看護師を知らない人はいないと思います。最近、薬剤師になるには医師と同じく6年かかるようになりましたが、努力の割に報われない仕事と言えるかも知れません。

複雑になる薬

薬の処方権は医師にあります。しかし、薬が複雑になりすぎていて医師だけではもう把握しきれない時代に来ています。例えば、心臓病のメンヘラの場合は心臓の薬とメンヘラの薬を飲むことになりますが、心臓外科の医師はメンヘラの薬までは知るはずもなく、処方した薬の相性が悪いということはあり得ます。

他にも若いうちは問題ないけれど、高齢になり腎臓の機能が弱くなって薬に耐えられないとか、本当に面倒くさい事情がたくさんあります。医師だけでは面倒を見きれないわけです。

大雑把に言うと、薬の成分は人間の血管を通って作用するわけですが、これは濃度勾配を持った管と見なして微分方程式で効き目を計算するわけです。ところが、腎臓の機能が弱っていると健常者と比べてどう違うとか、こういったことは医師の専門外ですので、医師が処方をして薬剤師がチェックを入れるという作業は必須な訳です。

自分や大切な人の命の判断を他人に委ねない

薬剤師のおまけ的なメリットとして、当然薬の知識はプロフェッショナルです。薬学というのは完全に独立しているのではなく、医学と密接に絡んでいるので、素人から見たら医師も薬剤師も区別はつかない知識の持ち主です。専門家から見ると違いはあるんですけどね。

で、薬剤師は健康問題については医薬に携わらない人と比べると圧倒的な知識を持っています。健康問題は誰しも関心を持つことで、テレビで色々な番組をやっていますが、あの程度のことは言われるまでもなく知っていることが普通で頼りになる存在です。

まず、医師はしばしば誤診をします。本当はやばい病気なのに風邪と診断して薬を出して追い返したものの、しばらくして重大な病気であることが発覚するのはよくあります。というか、医師もピンキリですから、そこいらの藪医者より真面目に勉強した薬剤師の方が頼りになることも多いのです。

患者本人が勘違いしている場合もあります。先日のテレビネタだと薬にアレルギーがあるのに、問診で「薬アレルギーはない」と答えちゃうとか、あるいは薬の飲み方を間違えるとか。こういうのも薬剤師が家族として近くにいると防ぐことができます。聞いたことのない珍病だってありますからね。

たぶん薬剤師の地位はやがて上がる

薬剤師は10年くらいすると地位は上がっているかも知れません。なぜ10年かというと、ぼちぼち弊害はもう出ているのです。とすると、不謹慎だけど遠からず不幸な事故が起きるのではないかと予想しています。そうすると、その問題がクローズアップされ、対策が採られるはずです。日本では薬剤師が十分機能していない、アメリカみたいに薬のプロフェッショナルとして医師と対等に話せるようにしようとか。

今から進振りするくらいの人だと大学を出て少し経験を積んだあたりでチャンスが回ってくるかも知れませんね。

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