まずコメントのお返事をします。
POSTED BY 匿名 ON 2010年4月1日
今年はギニア人の彼女は出来なかったのですね
よく覚えていらっしゃいますね。あの子ともずっと会っていないわけだけど、再会はかなり大変かなあ。
POSTED BY ひとり ON 2010年4月3日
校長が変わってしまったし、自分は生徒でもなくなってしまいました
そこに現直任の個人的嫌がらせをしてくる先生がいても,無視するのもどうかと思います
どうしましょう?
どうかと言われても・・・無視すべきです。
POSTED BY 二人目 ON 2010年4月4日
「ニートの終わる日」というか、最初からニートでねえ気がしやした。
ばいおがニートである程度にはニートでしたよ。ただ、それなりには活動したし、じたばたもしました。
日本ではニートが拡大解釈されている節があり、それは確かに反省しなければならないところ。
学会に入ろう
さて、ニートから学生に戻ろうと思うわけだけど、そうすると論文くらいは目を通しておかないといけない。コンピュータサイエンスならACMかIEEE Computer Societyは欠かせないでしょう。
にもそんなことが書いてあるらしい。面白そうな本なので覚えておこう。
IEEE Computer Societyの年会費は学生料金で40ドル。ACMのStudent Membership PLUS Digital Libraryは42ドル。両方に入会しても安いとは言えないけど、得られる情報量からすればリーズナブル。どっちか一方でもいい。
あとは日本では情報処理学会にでも入っておけば日本語の情報も手に入る。会費は4,800円。
仕事探し
たぶん来週くらいには結果が出るはず。ニートに逆戻りになるか、何らかの職を得るかの瀬戸際。《醜活》はもう今年はしないので、これでダメなら潔く既卒無職になります。
ギャップ・イヤー
『茂木健一郎 クオリア日記』に面白い記事があった。
東京の某所のカフェで、仕事をしていた。たくさんやらなくてはならないことがあって、ちょっとあせっていた。
ふと顔を上げると、ヨーロッパから来たらしい青年が、前のテーブルに座っていた。バックパックを背負い、真剣な顔をして本を読んでいる。その本が、Roger PenroseのEmperor’s New Mindだったので、思わずはっとした。
ちょっと背伸びをするふりをして、テーブルを立って、滅多にそんなことはしないのだけれども、声をかけてみた。
「こんにちは、失礼ですが。ペンローズを読んでいるんですね?」
「ああ、はい。」
「学生さんですか?」
「いや、そうではありません?」
「旅行中?」
「はい。去年、大学を卒業ました。」
「どこの大学を出たのですか?」
「ケンブリッジ大学です。」
「ああ、ぼくもケンブリッジに留学していました! 何を専攻していたんですか?」
「物理学です。」
「じゃあ、ぼくと同じだ! 今は、何をしているんですか?」
「さあ。世界中を旅して、ボランティアをやったり、言葉を勉強したり。」ぼくの中で、ひらめいたものがあった。
「あなたはギャップ・イヤーをとっているんですね!」
「そうです!」
「ギャップ・イヤーが終わったら、どうするんですか?」
「さあ。大学院に行こうと思っていたけれども、今は、働こうかなと思っています。イギリスに帰ったら、探しますよ。」
「大学に入る前にギャップ・イヤーをとる人が多いと聞いていたけれども、大学を終えてからとる人もいるんだね。」
「人によると思います。人生で何を求めているか、それと、経済的に可能かどうか?」
「大学を出てすぐに仕事につかないと、なかなか仕事が見つからないということはないですか?」
「いいえ。なぜそんなことがあり得るのですか?」
「いや、履歴書に穴が開く、とか、そういうことは言われない。」
「穴? どういう意味ですか? ギャップ・イヤーの間に、いろいろ経験を積むことが穴? だとしたら、その穴は、とても生産的な穴でしょう。」ちょうどその時、カフェの横を、リクルートスーツを着た女の子が三人で通っていった。
「日本ではね・・・」
「日本では?」彼が、真剣な顔をして聞いている。
日本では、大学の三年から就職活動をして、それで就職できないと企業がとってくれない。「新卒」で就職するために、わざわざ留年する人もいる。そもそも、女子学生で、就職活動をしている人はすぐにわかるんだよ。みな同じ格好をしているから。別に、法律で決まっているわけではない。なぜか、すべての企業が同じふるまいをしているんだ。日本人は、みな一斉に事をやるのが好きなんでね。それで、学生がそれに合わせる。もっとも、そんな画一主義はイヤだ、とドロップアウトするやつもいるけど。個人的には、そういうやつにこそ、新しい日本を作ってもらいたいと思う。ところが、マスコミがまたクズで、あたかも、新卒でいっせいに企業に就職することが、当然だ、というような報じ方をするし。それが、偽りの社会的プレッシャーとなって・・・
そんなことを説明しようと思ったけれども、自分の愛する国の恥を、この真剣な顔をした青年にさらすのは、はばかられた。
「狂っているよね。」(Mad, isn’t it?)
長いけど、ここまで引用。何度もいうけど、日本の《醜活》は狂っていると思う。ここで躓いたら人生の難易度が跳ね上がる。ある種の強迫観念に駆られて椅子取りゲームをしているわけだ。crazy。
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