コメントのお返事をします。
POSTED BY ひとり ON 2010年3月6日
変な先生にいじめられたりそこらへんでいろいろされてて困てます
変な先生は相手にしなければいいでしょう。からかってくるやつは多いけど、構ってちゃんは放置すればそのうち飽きます。
ゲームを作りゲームの攻略法を教えるビジネス
毎日新聞に「就職難:支援会社頼み 面接の受け方教わる 費用10万円、学生「金惜しめぬ」」という記事がありました。
「ホームページで得た知識で相手の会社を褒めるばかりの人が多い。それではだめです」。東京都心のビルの一室。「楽!楽!内定塾」を運営する「ガクー」(千代田区)の柳田将司さん(27)が、面接やエントリーシートを書く際に陥りがちな「失敗」を次々挙げていく。スーツ姿でメモを取る大学3年生の表情は真剣だ。
ガクーは採用コンサルタント会社出身の柳田さんらが05年に設立し、今年度から大阪、名古屋、福岡など全国6拠点に広げた。東京の場合、マンツーマンの模擬面接(12回)やエントリーシート添削(回数無制限)、大手企業の人事担当者による講演などで14万8000円。塾生は約90人。中央大3年の女子学生(21)は「安くはないけれど就職状況が厳しいので人より動かないと」と言う。
採用コンサルというのは企業に「こういう方針で人材を採用すれば優秀な人材を採用できますよ」と唆して現在の惨事を作り出したA級戦犯だと思う。その採用コンサル出身の人が今度は茶番の攻略法を教えて金を取る。ひどい話だと思う。
この手のビジネスはNNTになるという恐怖を煽って金を巻き上げるもので、しかも何にも価値を生産していないヤクザビジネスである。局所的には価値を生産していないだけで済むけど、大局的には日本の経済を蚕食することで食い扶持を稼いでいるのだから質が悪い。
何度も書くけど、相当数の経済的に結婚できないロスジェネ世代を生産して、また現在の大学生も過去のロスジェネ世代と同様に黙って《醜活》に従う戦略を採っているのだから、おそらく3割以上はロスジェネ化するだろう。途中で退職・解雇・倒産などもあるだろうから、20〜24歳人口が685万人としてその半分の350万人くらいの第二期ロスジェネが発生するかも知れない。
ネットで海外ニート氏みたいに海外脱出をした人を売国奴というやつがいるけど、むしろこいつらが売国奴ではないのかな。売国というのは「自国に不利で敵国の利益になることをして私利を図ること」だから、敵国の利益になっていないんだけど、自国に不利なことをして私利を貪っている点で資格十分である。
公務員試験
さっきの記事にこんな一文がある。
弁護士や公務員などを目指す受験予備校は一般的だが、最近はより幅広い分野でダブルスクールが増えている。
公務員試験ついで。台湾の友人が3月6日に台湾の国家公務員試験を受けたらしい。法律職の論述で非常に難しいと別の人が言っていた。
日本で難しい公務員試験というと国家1種試験がある。とはいえ、教養試験の難易度および範囲はセンター試験みたいなものだから、国立組には楽である。時事問題とか判断推理なんかはセンターにはないけど、あとのことはセンター試験の範囲を忘れないうちに受験しておけばそこそこ点数は残るはず。国1の教養は難しいというより範囲が広くて面倒な試験だが、雑学が多いタイプには有利である。専門も学校に通っていれば問題ないので、基礎を覚えている学部4年あたりで受けておけば高得点は期待できる。
面倒なのは論述らしい。問題文を読んでブログがtwitterに書いているのと同様に好き放題に書けばいいだけなんだけど、答案回収時に周りを見たらほとんど書けていない人が相当数いたので一般的には難しい問題に分類されるらしい。中には「私は」しか書けなかった人もいると聞いた。
台湾の公務員試験はどのくらい難しいのかはわからないけど、日本の国1くらいだとしたら、その友人ならあっさり通ると期待。
台湾の公務員制度は日本のような資格任用制の官僚制度なのだろうか。ぐぐると日本と同じような話(高級官僚の汚職)が台湾にもたくさんあるようだが。
これから国家1種試験を受ける人へ
国1は楽だと書いたけど、出題範囲の広さや論述があるから苦労する人も多いと思う。センター経験者はセンター試験の範囲を忘れないこと、未経験者は早いうちから自分の専門外の分野はチェックしておくことが大事になる。あとWBSとかのニュース番組でお気に入りのものは毎日見ておいた方がいい。ぼーっと眺めているだけでも就職活動を始める時期になって慌てて日経新聞を読むより楽だしタメになる。
論述はあちこちで意見を述べてみるといい。日本人は断定を避ける傾向にあるとか、最近の若者は云々というし、出る杭は叩かれる文化なのでラディカルなことを言うと叩かれるけど、普段からそうしていればそんなに難しくはない。去年は3つくらい文章を読んで要約、さらに自分の意見を足すことだった。おいらは「Aは〜について、Bは〜について、Cは〜について書いてある」と簡単な要約を全体の1/4くらいして、残りに自分の意見を書いた。今までの日本の政治は親子の関係で、「お年玉は無駄遣いするといけないから預かっておいてあげます」みたいな感じだったが、実際には国民の大半は大人なのでそのような上から目線では上手くいかないとかそんな感じのことを書いたところ満点を取れた。
文章の基本的なルールは知っておいた方がいい。最初にぶちかまして、理由を書いて、最後に結論を書くとかね。好きなスタイルでいい。中には長文は頭の悪い証(採用側は読んでやっているんだから短く書くのが礼儀)とかいう人もいるようだけど、おいらは支持しない。どちらかというと、自分の思考の過程を明らかにしたいからAはどうだろう、〜の理由でダメだ、じゃあBは・・・結局Cしかないみたいな流れは結構好き。いきなりどこから出てきたかわからない最善策だけ書いて理由を書くのもいいけど、それだと教科書みたいで受け入れにくい。
台湾で働く
「台湾のビザ<就労ビザ編>」によると
外国人が台湾で働くための学歴は大学院卒が一番楽ちん。大学院の修了証書があれば就労経験がなくても台湾で就職することができる。大卒では海外で同じ会社に2年以上の就労経験が必要で、その上その会社からの「いつからいつまでここで働いてたよ」という証明書をだしてもらわなくてはならない。ちなみに高卒では5年以上の就労経験が必要。
海外で就労許可を取るときに大卒だと有利なのは実感しているが、修士が有利になるのは初めて聞いた。大卒以上でひとくくりかと思っていたから。あとこの文脈で「大卒では海外で同じ会社に2年以上の就労経験が必要」というのは、当然台湾から見た「海外」だよね。おいらも正社員ではないけど一応数年程度の専門職での就労経験ありになるらしい。あと共著だけど著書もあることになっている。仕事に就くときに将来教授になったりしたときに著書が必要なら書いて構いませんと言われた。だから、海外脱出の土台作りは何も正社員に拘る必要はないのかも知れない。バイトでも何でも少し貯金を作って現地の学校に通いながら仕事を探すのは現実的だと思う。
ただ、台湾も日本同様に排他的に感じることもある。台湾での職探しはあまり有望ではないかも知れない。
大卒求人の撤回企業相次ぐ
朝日新聞に「大卒求人の撤回企業相次ぐ 11年春採用、業績低迷で」とあった。もう正社員を雇う気が日本企業にはないのかも知れない。いまいる正社員が逃げ切れればOK戦略にシフトしている感じがする。
《醜活》はポジティブな理由でしているんじゃなくて、しなきゃ人生の難易度がEASYからHARDに変わるという焦燥感でやってるのがひどい話。日本においては人生の難易度はEASYから始まるけど、節目節目でHARDに切り替わることがある。一度HARDになった人生はEASYに戻ることはない。まさにゴミを切り捨てる感じ。
知り合いもセミナーや説明会の参加で忙しそうだ。ほとんど考える余裕もない状況で振り回されているのだから仕方がないけど、1,2年ゆっくり考える時間があればいいのに。留年や浪人がないのなら1年戦略的に休学してどこか外国に留学するのがよいと思う。今なら国立台湾大学ICLPを勧める。
過去の実績として、多数の驚くべき成果を輩出しています。基礎レベルで入学した多くの学生が、ICLPでの僅か1年間の訓練によって、上級レベルの会話・作文能力を身に付けています。(ICLPでの9ヶ月のトレーニングの結果、他機関での3年間の学習成果に相当すると言われる成果を多数達成しています。)
これまで我々は、ICLPの学究的雰囲気を維持するために、多方面の現代中国語学習に真剣な興味と意欲を有する学生のみを受け入れてきました。読解のみに興味のある学生や、会話のみに取り組みたいという学生には、ICLPのプログラムは相応しくありません。
たぶんここで1年間勉強すれば中国語のスキルは相当高いものになる。英語と中国語が高いレベルでできれば選択肢も増える。何よりゆっくり考える時間があるのはいいことだ。
我是台灣人,可是我媽媽是美國人
テキストに「我是台灣人,可是我媽媽是美國人」という例文がある。「私は台湾人だが、母はアメリカ人である」と言った感じの文章だが、これってかなりインターナショナルだと思う。日本の学校でこう言う例文ってあるだろうか?海外の友人は親子で言語が違うとか家族で言語が違うという人もいる。
例えば、フランスに友人がいる。友人はいま22歳なのかな、初めて知り合ったときから2回誕生日を迎えている。弟がいて10歳くらい年下である。家にはお父さんがいるだけで、お母さんがいない。死別かなと思っていたら、お母さんと会う機会があった。弟の宿題の面倒を見るということで一度来たのだ。
そのあとで友人が今日は母のところに行くから付いてこいというので行ってみた。母はフランス語があまり得意じゃないからって言われたけど、おいらも別にフランス語ができるわけじゃないからあまり関係ない。お母さんはイスラエル出身のようで、フランスに来たときはフランス語がまったくできなかったそうだ。友人は子供の頃からヘブライ語でお母さんと話しているからヘブライ語ができる。でも、弟はたぶん離婚した関係で母と接している時間が短くヘブライ語ができない。仮に7年前に離婚したとすれば言語習得に最も適した時期に母と一緒に住んでいない。つまり、母と息子は第一言語が異なるし、意思疎通が難しいことになる。もちろん、得意ではないと言ってもフランスに長く滞在しているのでフランス語はできるんだけど。
他にもギニアの子は本人はフランス語が第一言語だが、弟は英語だと言っていたし、世界は複雑なんだなと思う。日本の教科書に「僕は日本人ですが、お母さんはアメリカ人です」って例文が載らないけれど、それは日本が特殊なのかも知れない。そして、台湾は島国とは言っても日本よりずっと世界に対して目が向いているのかも知れない。
のだめ映画を台湾で見た
劇場内で笑い声が上がる面白いものだった。
劇中で漢字が部屋の中を漂っているシーンがあったが、当然だが台湾の人はあれが理解できる。もしヨーロッパでの上演だったらあんなに笑いが起こることはなかったと思う。
日本の漢字は中国の漢字ほどはひどくないと思うけど、簡略化されている。韓国は繁体字だけど多くの人は漢字がわからないらしい。繁体字の最後の砦は香港と台湾である。日本の漢字は簡略化されるべきではなかったと思う。漢字は表意文字だから、日本人で中国語がわからなくても筆談ができるという点で優れている。でも各地で独自に簡略化されてしまうとその機能が損なわれる。現在は大別して日本の漢字、中国の漢字(簡体字)、台湾・香港の漢字(繁体字)の3つがある。でも数十年前までは1つだったのだ。
士林夜市に行った
台湾で一番大きいらしい士林夜市に友達3人と行った。まず最初に「大事なことが1つある。右の士林夜市と左の士林夜市、左はクソ(suck)だ、行くな」と言われた。帰りに左の夜市について聞いたのだが、建物があってその中に店が入っている。観光客向けに作ったもので、自然発生的な夜市に比べて店がよくないらしい。
士林夜市は賑やかだった。夜市にはそれぞれ名物料理があるらしく、士林夜市はジャガイモ料理だそうだ。ジャガイモ料理を食べながら友人1に彼女ができたとかいう話をしていた。2次元に住んでいる彼女だよね、画像見たことあるなどとからかっていたら、どうもリアル彼女らしい。写真を見たらかなり美人なんだけど、そういうこともあるんだな。きっかけは彼女の方からデートに誘ってきたらしい。それで夜市に行ったりして仲良くなった。
台湾では夜市はデートの定番コースなのかと聞いたらそうだと言う。でも後で別の人に聞いたらそんなことはないと言っていた。どっちなんだろう?初めて手をつないだ、君もboyからmanになったな、まだキスしただけだとか、男同士の話題なんてこんなもんだよね、世界共通。
その美人の彼女の話題ももう一人の友人の彼女の話題に吹き飛ばされてしまった。その子は台湾大学のとある学科で一番の才女らしいのだけど、台湾のコミケの常連でもあるらしい。自分で漫画を描き販売している。読むだけじゃなくて描いて売るからオタクとしても頂点にいることになる。しかもBL。友人のホモが言うには「そこまで行くと手の施しようがない」とのこと。一緒に映画を見に行っても変なことばかり言うらしい。シャーロックホームズの映画があったけど、ホームズとワトソンが(ryとか、トランスフォーマーでも、そこで(男同士)抱きつけよとか、そんな彼女だそうだ。
士林夜市には色々なお店があり、飲食店はもちろんゲームもできるしペットも売っている。コスプレショップもあった。BLの彼女に今度着て貰うんだとかのろけていたので蹴飛ばしたい衝動に駆られたが、そこは歓待してもらっているのだし我慢をした。オタクと言っても色々なタイプがいる。コスプレは好きではないようだが、彼氏が買ったら着るよとのこと。街をコスプレで歩くのは嫌だそうだから、二人きりで楽しむんだろう。
さきほどの夜市は台湾のデートコースではないと言っていた人は士林夜市にコスプレ店があるのを知らないようだった。台湾人でも知らないスポットがあるほど広大な士林夜市はとても興味深いところだった。
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