なぜアフィリエイトは嫌われるのか

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ニートがネオニートになるために

ネオニートの定義は曖昧だけど、自分の定義では「親の年収を超える何らかの収入源を持っているニート」ということになる。この定義はひどいと自覚している。親の年収が100億円なら、まずネオニートになるのは無理だし、親が無職なら簡単に追い抜けるだろう。だとしたら定義は「日本の平均年収以上の収入があるニート」とすべきなのかも知れない。

今のところ、自分の目標は月に1万円の収入である。現在だと年に1万円程度にしかなっていない。

ニートホープのアフィリエイトやAdsense

アフィリエイトやAdsenseはネットで所得を得る最も手っ取り早い手段であり、ちょっとした登録手続きさえこなせれば誰でもはじめられる。しかし、それで十分な利益を上げるのは非常に困難でほとんどの人は脱落していく。

アフィリエイトは難しいと思う。なぜなら購入につながらない限りはアフィリエイターに報酬は支払われない。たまに購入して貰う程度ではとてもじゃないが目標は達成できない。

アフィリエイトで儲かる分野は限られているようだ。ポイントは一度入会すると継続利用が期待されるサービスへ誘導すると高額の報酬が支払われ、また継続して支払われるところも多い。こういうアフィリエイトを扱い、永続的に報酬を貰い続けると、やがて専業でやっていけるようになるらしい。分野としては、クレジットカード、消費者金融、出会い系サイト、アダルトサイトなどである。クレジットカード以外は何か後ろ暗いような話題を扱わないといけない。

その点、Adsenseは簡単である。1クリック50円くらい(テーマによる)だが、クリックだけで収入になる。訪問者は何もデメリットはない。そういうわけで、Adsenseは貼っておけば収入を期待できる。ただしアフィリエイトのように、1紹介で2,000円(しかも継続して)とか高額は期待できない。あくまでコツコツである。

Adsenseで稼ごうとするとサイトが汚くなる

Adsenseサイトは目立つところに広告を貼るのが鉄則である。したがって、ページを開いたときに画面の真ん中に広告が来るようなサイトになりがちで、これは結果的にサイトの見た目を大きく損なう。

また「Adsenseクリックして下さい」と書くことは規約違反である。書かなくても画像の近くに配置するとか誘導行為は禁止されている。

というわけで、Adsenseを貼るサイトは規約の範囲内で最も目立つように貼ることになる。その結果、本分の真ん中を横断するように広告が鎮座ましましているとか、そういう風になりがちである。

Adsenseで稼ぐにはWeb 2.0型がよい

Web2.0はバズワード(一見専門用語のようだけど、実は定義が不明確な言葉)だが、ここでは勝手に不特定のユーザーの寄稿でサイトが成り立っているものとする。そのための用件としてHTMLをゴリゴリ書かなくてもコンテンツの編集ができることなどの機能が重要になる。

自分でAdsenseのためにコンテンツをたくさん作るのは難しい。Adsenseやアフィリエイトで稼ぐサイトは複数持つことが基本のようである。ある高校生が7,000もサイトを作って1サイト平均10円の収入でも月に7万円の収入を得ているという話を聞いた。

ただ、7,000ものサイトを自分で更新するのは無理である。そうすると、コンテンツ自動生成系かWeb 2.0になる。コンピュータがコンテンツを自動的に生成するのは相当難しく、リピーターがつくようなサイトができるほどのコンテンツを大量に生成できるプログラムを作れたら、たぶんそれでPh.Dを取得できる。というわけで、これは無理。

そうすると、他人にコンテンツを作ってもらうということになる。典型的なのは掲示板で、人気の掲示板は金のなる木である。他にもニコニコ動画なんかも広告が置いてあるが、コンテンツの多くはユーザーがアップロードしたものである。こうして、自分は労力を使わずに他人のふんどしで相撲を取るのがコツになる。

最近面白いと思ったのは美女画像共有サイトである。みんな綺麗な女の人は好きだし、ほっといても画像をアップロードしてくれる。こうしたアイディアを思いついて先行者メリットをがっつり取る人がAdsenseの成功者になる。

こうしてAdsenseサイトは嫌われる

多くの人、特にネット上級者になるほどアフィリエイトやAdsenseを嫌う傾向がある。たぶん、不労所得を与えることが嫌なのだろう。別にアフィリエイトのついたリンクから商品を購入しても訪問者は別に損しない。にもかかわらず、わざわざリンクからアフィリエイトコードを除去してから購入する人も多いほどである。

Adsenseは上手に配置しないとサイトが汚くなることが大きいだろう。このサイトも細々と下にAdsenseを配置しているが、これで稼ごうと思ったら大きめの広告を複数、目立つ場所に配置することが必要になる。

最後に、2008年9月30日現在ブログ村のニート日記で第三位のニートの海外就職日記に「逃げたら負け、か?」というエントリがそれに一つの答えを与えていると思う。以下引用

皆が皆同じようにキツい思いをしてないと気が済まない人たち

やはり固定観念の強い日本の社会環境では多様性を認めない事が多くの人を生き辛くしていると思う。皆同じじゃなきゃいけないってことなど全くないのに!前回の日記で触れたように日本の「現実」はキツい。特にリーマンにとっての「現実」はサビ残だったり、有給も満足に取れなかったりと理不尽なクソ労働環境にひたすら我慢する事だったりするし。

そんな現実に嫌気が差してレールから外れようとする人に決まって叩き付けられる「現実逃避」という(一見もっともらしい響きを持った)言葉。ヤツらはきっと皆が皆自分と同じようにキツい思いをしてないと気が済まないんだろうな。で、レールを外れて他の生き方を探った人が成功すれば妬んでみたり、失敗すれば「ほら見た事かww」とあたかも鬼の首でも取ったかのように喜ぶ。ヤツらにとっては俺のように初めから競争を下りてるような人間は「落ちこぼれ」、「ドロップアウト」とでも呼ばれてるのかもな。

多くの場合において、仕事をするというのは辛いことである。中には「仕事は楽しいですよ、やりがいもあるし」という人もいるけど、現代においてはそうではないのではないか。特におっさん世代は気楽な人も多い(自分の父や親類を見てもそう思う)けど、若い人はそうでもないと思う。

そうそう、話変わるけど、アフィリエイトやAdsenseで利益を上げるには、パソコン初心者、特に年配者が読むようなサイトを作ると警戒しないらしい。

しかし、若い人はワーキングプアは多い。バブル崩壊、ITバブル崩壊で日経平均が底値にあったのは2003年のこと。2008年にはサブプライム問題で景気後退なので、迅速に反応したとしても2004年〜2007年までしか恵まれた時代がない。うまくいい時代に就職しても有名企業が明け方まで残業が当たり前のブラックだったりすることもある。

お金を稼ぐことに対して余裕のない人はたぶん不労所得を得ようとする行為について辛辣なんだろう。でも、稼げるほどのサイトを作るのって大変なんですよ。

わざわざ毎回クリックする必要はないけど、サイトに面白そうな広告があればクリックしていただければ幸いです。ばいお風に言うと「Click here to save the NEET」でしょうか。