教育について

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このエントリは、ばいおの「説明が下手という致命的な欠点を持つ教官が多いんですよね」に対するコメントです。

教育工学

教育工学という分野があります。Wikipediaによると

教育工学とは、教育現場の改善に資する、教育効果の高いアーティファクトを設計・開発・評価する学問である。

だそうです。それにしても何でアーティファクト(価値のある人工物)なんて書き方するかなあ。

ともあれ、教育工学の目標は私の見解では次のようなものです。講義をするという技術は現在のところ名人芸に頼っています。教えるのが上手い先生もいれば、下手な人もいます。下手な人が教えてもある程度高い効果が出るような教材なり教育手法を開発する学問が教育工学です。

オナニートの巣窟

しかし、実際に教育工学学会を見てみれば分かりますが、オナニートの巣窟ですよ。何がいけないかというと、比較的明快だと思います。予備校とか塾とか、教育工学を真っ先に実践している業界を認めないんです。自分の狭い世界の中であれこれ考えているだけで、既に成果をあげている業界に教えを請わない。理由はたぶん、予備校というのは大学から見ると教育のメインストリームではないのですね。

100年は色あせない映像教材を作る

放送大学を見ていると眠くなりませんか?大学の教室でもあれと同じような講義がなされているわけですが、家でマターリしている分眠気を誘います。

そもそも、授業はなぜ教員が行うのでしょうか?喋りも説明も下手な、見ていても面白くないおっちゃんがモソモソ喋っていたら誰だって眠くなります。

教材なり原稿は教員が作る必要「も」あるでしょう。専門家の知見はそれなりに重みがあります。専門家ゆえに初学者の悩みが分からないと言うことはよくありますが。

しかし喋る意味はまるで分からない。大学の生の授業の場合は人材不足はあるでしょうが、アナウンサーの卵みたいな人をアルバイトとして雇って授業をさせたらどうでしょうか。質問などに答えるときは教員が出てくる。

NHKスペシャルで面白いドキュメンタリーがありますが、あれらは考証などは専門家が行っていますが、喋るのはプロのアナウンサーやナレーターが行っています。結果的に明瞭な発音でとても聞きやすい。見ていて楽しくないおじさんの顔が終始映りっぱなしではなく、効果的に映像が配置されています。映像教材は放送大学ではなく、NHKスペシャルであるべきだと思うのです。

一度いい教材を作ってしまえば100年は大げさかも知れないけど、しばらくは使い回すことが可能です。東進ゼミナールだっけ、どっかの予備校みたいですが、これは合理的な方法です。