霞が関OPENゼミ、18日は総務省を見てきました。17日とインターンで見たの経産省とは明らかに人が違うのを感じます。で、最後に残った数人と日比谷の和民に行ったのだけど、隣で大声で怒鳴っている人、財務省の人なのな。
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/| ^o^ |ヽ < なんてこったい
ヽ\_/ノ
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ではなくて、これも霞ヶ関の近くで飲む醍醐味というやつでしょうか。いわゆる埋蔵金頼みの民主党政権を批判している感じでした。ものすごい大声なのでよく聞こえました。
たけしのニッポンのみかた
そんなわけで、午前様になって帰宅して、どうもばいおがカットされたらしいという噂でやる気を失いつつも番組の録画を見ました。著作権的にアップロードできないので、大雑把な流れだけですが「大学を名前で選ぶな」という特集が最後から2番目にあって
- 私大で定員割れが続出している
- 東大は倍率下がらない、学力低下とは無縁か?
- 賢者(?)登場「東大は死んだ」
- 東大、それは日本の最高学府
- キャリア官僚になる人も減り、さりとて民間でもない
- 東大女「就活でも東大というだけだと相手にされない」
- 東大男「勉強頑張ってきた割には報われない」
- 東大なのに就職できない!?どういうことか
- 大学生の就職に詳しいリクナビの編集長「もはや学歴ではない」
- 東大生の3割はニートになる不安を抱えている
- 賢者「昔に比べると自主性が失われている」
- 賢者「東大の先生は研究者で教育者」
- 賢者「これからは小学校のような大学が生き残る」
えー、もういいでしょうか。非常にアホらしい番組に仕上がっていました。まず結論の「これからは小学校のような大学が生き残る」というのはある種の真実ではあるのだけど、あまりにもひどい。小学校のような大学から輩出される人材は小学生に毛の生えた程度の人に過ぎないでしょう。でも、企業はそういう人を求めているのは確かです。大学を就職予備校とみなした場合には、小学校のような大学は優秀かも知れないけど、それでは国際競争力は生まれません。もっと言うと、ハーバードとかケンブリッジに勝てますか?ということ。日本は先進国として生きていく覚悟を捨てたのでしょうか。
ばいおは何を喋ったか知らないけど、まったく映りませんでした。おいらも電話で1時間以上のインタビューに答えたけど、まったく活かされなかったどころか、その反対の番組に仕上がっていたなと思います。色々言ったけど、学力にしても生活習慣にしても小学生に毛の生えた程度の学生しか求めない社会っておかしくない?ということを中心に述べたと思います。なのに、リクナビの編集長を出して「もはや学歴ではない」とか、ふざけているとしか思えません。某Rなんて今では一流企業みたいな顔をしているけど、ライブドアの先輩格みたいな問題企業で、人材エージェントなんてかっこいい(?)言い方をしているけど、企業から金もらって人材を売る女衒みたいなもんだろとか言いたいことはたくさんあります。しかも就職市場で力を持ちすぎて、単なる人材エージェントどころか、企業の採用方針にまで口出しして一人あたりGDPを世界2位から19位まで下げた張本人・・・は言い過ぎかも知れないけど、そういう認識です。
理想の大学
小学校のような大学の例が出ていたけど、携帯で教員にメールを送るとヒントをくれる。うーん、これはどうかな、案外悪くはないと思います。おいらも課題で苦労して、ひーひー言いながら仕上げたことがあります。今になってみると簡単だし、おそらく出題した教員も簡単だと思っているのでしょうが、初見では全然わからない。何を調べていいかもよくわからない。放置されるのって結構辛いのです。放置しないのは意味がある。
あと、一週間の行動履歴を詳細に提出する義務があるとのこと。達成すべき優先順位、欠席した授業とその理由、部活とアルバイトは何をしたか(ばいお的に言うと部活とバイトはデフォになっているのか)、食事、睡眠時間、運動時間を細かく記入して、自己分析をする。そうすると教員からコメントが返ってくる。
小学校のような大学の学長が出てきて「現代の学生は目的・目標が希薄だ」こ、これは本当に小学生。こういう学生を社会復帰させるというのはそれなりに重要なのはわかるのだけど、社会の求めるレベルがそこまで下がっているというのは非常に問題。あ、もしかして東大生はそれ以下だと思われている?
プレイボーイもひどかったけど、こちらはそれ以上の茶番だったような気がします。いや、それどころか他の特集で高学歴女子が専業主夫志望だという方がまだマシでした。何とかというお見合いパーティでは、医師・東大卒・年収1,000万円以上を求めている女子が映っていたり、これを見る限りだと能力のある男を今は求めているのだなという感じがします。もしかすると、能力ではなく金なのかも知れませんけどね。
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