公共政策大学院とは何か?
Wikipediaによると「公共政策の立案に関わることのできる高度専門職業人育成を専門とした大学院」とあるが、トートロジーであってよくわからない。自分自身、公共政策大学院の学生じゃないので理解が誤っているかも知れないが、公共政策大学院とは大雑把に言って「考え方を学ぶ」大学院である。色々な分野の正解のない問題に対する実践的なカリキュラムが組まれているらしい。
公共政策大学院を学部に下ろす
東大の場合はキャンパスを歩いていても国1とか司法試験の話題があちこちから聞こえてくるのだが、一般的に法学部とか経済学部を選ぶ学生は「数学嫌いだから理系は嫌だ」けれど「就職先がないのも嫌だから文学部はやめておこう」という消去法による人が多いように思う。法曹になりたいとか、経営者になりたいとか、明確な目的意識を持つ人はいいけど、特に目的意識のない人は、考え方の勉強をすればいいのではないか。そのために、公共政策大学院を学部レベルに下ろすことを提案してみる。
論理的思考力を身につける公共政策大学院
大学院では大学院レベルの教育を担うため、法律系科目などに基づく実践的なカリキュラムが組まれているはずである。これを学部に下ろすとすると、いきなり政策課題について講義をしても準備運動不足で倒れてしまう。
従って学部レベルで何をするかと言えば、基本的な知識に基づいた論理的な思考力、コミュニケーション能力や集団作業能力等を含めた総合的な能力を養う過程になると思う。
コミュニケーション能力というと、オナニートが蛇蝎のごとく嫌う就活最大の山である。
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