電磁波教
総務省:家電、コードいらずに 電波で電力供給、検討開始というニュースがあるのだが、その反応が面白い。
mixi日記を見た限りだと、4割が賛成、4割が反対、あとがその他くらいに分かれている。賛成は便利になるとかそういうことで、反対は毒電波が漏れるとか、白血病が増えるとか、その類。
反対派はもう電磁波教というカルト教団の信者としか思えない。大抵「明らかに」とかそういう文言を使っているんだけど、まるで根拠を述べていない。ソースは脳内らしい。カルト教団もここまで勢力を伸ばすとネット上の情報もあてにならないので、正しい判断をするのは難しくなる。
註:おいらの言う宗教は近代哲学の対になるものと考えている。近代哲学の基本は論理展開に曖昧な部分を残さないことなので、宗教はその逆で論理展開に飛躍があることを指す。例えば「人間が猿から進化なんてありえない。聖書には神様が人間を神に似せて創造したと書いてある。ダーウィン?知らねえよ」の類。このように、自分の頭で考えることを放棄して、誰かがそう言ったとか、あるいは強固な先入観(〜に決まっている)だとか、そういうことを論拠に何かを主張するものを宗教と呼ぶ。
紫外線とか、極端な話だとガンマ線も電磁波の一種だし、ある周波数帯の電磁波が水(人間は水の塊みたいなもん)に吸収されるのも正しいんだけど、電磁波って聞くだけでびくつくのは行きすぎだと思う。
総務省
家庭内の電化製品に電源コードなしで電力を供給するワイヤレス電力供給を実現するため、総務省は必要な電波の周波数帯割り当てなどの検討に入った。ほかの家電や人体への影響を調査した上で15年の実用化を目指す。
このプロジェクトの牽引役は総務省だ。おいらも国1受かったら総務省を受けたいと思っている。
反対派の中に「総務省に科学的理解が出来る小役人は居ないだろうけど」とある。この人が何者か知らないけど、目指している段階のおいらもこの人よりは科学的素養があると思うんだ。
公務員になるとしたら、このように「役人は馬鹿だから」って言われ続けることになるのかなあ。
北朝鮮は国家ぐるみでFXやってたりして
最近、また円高が進んでいる。以前、サマーズが財務長官をやっている頃、日本でも榊原英資(ミスター円)を中心に為替介入をしたものだが、最近は放置する方向のようだ。与謝野大臣も為替介入はしないと発言してボケ老人とかあちこちから批判が上がっている。
財務省というのは省庁の中でも格上とされているため、財務大臣のポストはどうも能力や適性よりも党内での力で選ばれるのは今に始まったことじゃないし、こんなのは慣れっこになっている。
ところが、北朝鮮が不穏な動きを見せるタイミングは、円高が進んだときだと言っている人がいる。うーん、そうなのかな、案外そうかも知れないな。円高に振れると地政学的リスクを意識させ円安にしてくれる。北朝鮮が為替介入しているようなもの。
しかし、北朝鮮にそんなメリットはないので偶然と考えるのが自然だけど、あの国は覚醒剤輸出したり、金策には相当苦労しているので、案外FXやってたりして(^^;)
教育工学
昨日のBARでそういう話題が出たんだけど
この本は読んでみたい。安河内氏の授業は受けたことがないのだけど
この英語勉強法は面白かった。さすがトップ講師(だそうだ)。
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