ホリエモンの宇宙論

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ホリエモンが宇宙論という連載をスタートさせました。なかなか面白い読み物で、特に「私は実際にロケットエンジン開発に関わっています」というのは、ホリエモンが真面目に宇宙ビジネスやりたかったということがわかり、興味深いですね。

60年進歩がない理由

実は、未だに人類はこの偉大な先駆者であるフォン・ブラウン博士とそのチームの業績を超えられていません。
(中略)
世界の宇宙開発は実は60年以上も前に設計された技術に支えられているのでした。

少し懸賞金を出したら、民間がスペースシップワンという宇宙船であっさり宇宙に行ってしまった上に、スペースシャトルのように《燃料を打ち上げるために、莫大な燃料を使う》という無駄の多い方式ではなく、飛行機で上空から打ち上げるという面白い方式を披露してくれました。

宇宙のことはたいして詳しくないけど、ろくすっぽ宇宙開発が進歩しなかったのは、宇宙関連技術が軍事に密接に絡んでいたり、あるいは冷戦で見栄の張り合いなんかをしていたために、民間の参入がなかった(たぶんできなかった)ことが原因だと思います。アメリカは民主党も共和党もスタンスは違うにせよ社会主義からは距離を置いている国だと思うのですが、宇宙開発に関しては非常に社会主義的(生産手段を社会=国家のみが提供する)だったと言えます。

さて、ホリエモンが何て書くか楽しみだ。

追記:社会主義と資本主義

おいらの理解では、社会主義は「生産手段を社会が提供する」経済主義であり、資本主義は「生産手段を資本家が提供する」経済主義だと思っている。よくワープア問題を資本主義とか新自由主義にこじつける人がいるが、本来自分が負うべき失敗の責任を労働者に押しつけることのどこが資本主義(とか新自由主義)だというのだろうか。

さて、おいらは基本的には資本主義の側に立っている。しかし、現在の日本のように上場企業のおそらく9割以上は糞企業という状況では、資本家に頼っていては経済は縮小する一方だと思うので、こういうときは社会がすこし出しゃばってもいい。具体的には、ニューディール政策のときのテネシー川開発公社のような公社をたくさん創って雇用を維持すべきだ。

しかし、残念なことに民間一流、政府は三流の日本に於いて、公社を創っても役人の天下り天国で、以前の高速道路のパーキングエリアみたいなファミリー企業が質の悪いサービスを割高に提供するだけだろう。今は民間も三流、政府も三流。いったいどうしたらいいんだろうか?