日本のITがブラックな理由

広告

こちらの調査に論文ベースの日本の科学技術の競争力があります。

Computer Science : -47

なんていうか、あちゃー(ノo`)って感じですよね。

全体的に日本のレベルは低めです。まともなのは、Materials ScienceがEvenです。これは東北大学あたりが世界最高の研究レベルを持っているそうです。ChemistryもEvenですね。京大が強いそうです。あとはPlant & Animal SciencesがEven。これはどこでしょうか?

傷の浅いのはPhysicsが-1です。シーボが物理学ですね。東大の物理は結構世界的に強いそうですよ。Engineeringが-7です。まあ、この辺も工業立国を自認するだけあるかと。Geosciencesが-2ですね。これなんだろ、地質学とか?東大や東北大の地震研はレベルが高いそうですね。

ばいおはどうかというと、Biology & Biochemistryが-15です。いいとは言えないけど、そう悪くない。実は東大の生物系は案外世界でもいいんですよ。

Immunologyが唯一の+10です。免疫学ってよく知らないのですが、医学の一種でしょうか。

最後にEconomics & Businessが-52です。日本は政治家でも企業の経営者でも、ほんと経済的な感覚がわかっていないようですし、こんなものでしょうか。経営も「登り詰めた」人の自己満足みたいなところが強いですね。経営者は経営のプロがやった方が多分いいと思うのですが。長嶋茂雄は選手としては一流かも知れませんが、監督としてはどうだったかというと・・・。

実際、日本のITってろくなものを作っていない

日本人が情報技術で全然ダメかというと、そうでもないような気はします。個人レベルでいい人はいるのですが、組織レベルではどうも変なのばっかりです。

Microsoft, Google, Apple, Sun & Oracleなどなど、ソフトウェアで有名どころはアメリカの企業が大半です。SAPとかもあるけどね。

なぜこんなことになるかというと、たぶん一番優秀な人がプログラマにならないからではないかと思います。まずIT系でいちばんできそうな人は、野村総研とかNTT DATAとかIBMとか、そういったところに就職します。こうしたところは上流工程と言われるところで、なんでも入社してしばらくはプログラミングをやらされるそうですが、その時期が過ぎるとマネジメント側に回ってしまうと言います。

で、実際にコードを書いているのは、入社するまでろくにコンピュータを扱ったことのない人に、色々叩き込んで3ヶ月でSEですって名乗らせると聞きます。知り合いの話ですが、ある財閥系SIerでITコンサルを名乗る文系の院を出た人に基本情報技術者試験を取らせるとか、そんなこと言っているわけです。基本情報って旧2種だったと思いますが、だとすると高校卒業レベルなのかな。

ともあれ、実際に業務レベルでコーディングをするのは趣味とはレベルは違うというものの、やはり適性というものがあると思います。三度の飯よりプログラミングが好きという人が中心になってチームを組めば、おそらく成果は何倍にも、下手をしたら何十倍にも跳ね上がるのではないかと思うのですが、実際には日本のITはブラックだからそういう人材は行きません。

情報技術の場合、適性のある人とない人では、作業効率が10倍違うこともあると言って大げさではないと思います。普通の人を年収400万円で100人雇うより、極めて適性の高い人に年収2,000万円(5倍)払って、10人雇った方がたぶんいいもの作るんじゃないかと思ったりもします。

3 件のコメント

  • >経営
    まーったく関係ないのですが,日本のプロ野球は経営という感覚が欠如した業界だなと感じます。最近だと千葉ロッテマリンがひどいようですね。所詮は企業の出向程度の扱いなのかとがっかりしてしまいます。野球の場合は大手マスコミがスポンサーになっている例がほとんどだから大した努力なくても何とかなってしまうのでしょうか。その点,サッカー界は後発で,しかもチーム数が馬鹿みたいに多い割に頑張ってる印象があります。

  • 逆に楽天が結構いい経営をするそうですね。

    ライブドアが参入するとき、ライブドアなんかじゃ支えられないとか叩いた人(ナベツネだっけ)がいたけど、それは球団の経営できていませんという吐露でもありましたね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください