古いニュースですが
1 :明鏡止水φ ★:2007/09/04(火) 23:15:42 ID:???
JFEグループのJFEライフ(東京・台東、秋田邦生社長)は、茨城県土浦市でレタスを水耕栽培する 「野菜工場」を拡充した。約3億円を投じて生産プラントを増設し、生産能力は年間380万袋に倍増した。日照時間や天候に左右されないため、年間で「25毛作」という大量生産が可能。無農薬などを売り物に首都圏向けを中心に供給する。「土浦グリーンハウス」の第2期工事が完成し、4日から大手スーパー向けに出荷を始めた。増設したプラントの広さは約5100㎡で生産能力は月17万袋。1期分と合わせて5種類のレタスを生産し、年間5億円の売り上げを見込んでいる。
JFEライフは生産したレタスを「エコ作」ブランドで百貨店系列の食品スーパーなどを通じて販売している。土浦の生産プラントは2004年4月に稼働、首都圏での需要拡大に対応するため第2期工事を進めていた。
探せば案外やっているもので、しかも茨城県にレタス工場を造ろうって、発想が全く同じじゃないか。しかし25毛作はすごいなあ。JFE相手に伍していくのは大変だけど、これぞ21世紀の農業って感じがする。
オナカンも年間1億円くらいの売り上げができたらすごいけど、まあそれは未来の話。
無農薬・水耕栽培の自動化された農場を構想する企業(上)
次はWired Newsから。
州間道95号線沿いに、空っぽの貯蔵用コンテナが何万個も高く積み上げられている。ちょうどニュージャージー州ニューアークの港の向かいあたりだ。コンテナがそこから動かされることはない。アジアに送り返しても金にはならないし、溶解処理するには費用がかかりすぎるからだ。
驚くことに、多くの人にはごみの山にしか見えないであろうこの場所が、リオ・ヘッセル氏の目には有機農場として映っている。この打ち捨てられたコンテナが、ミニチュア農場にぴったりのスペースになると考えているのだ。積み重なったコンテナの中で、高所得の消費者向けに新鮮な有機農産物を栽培するという。栽培には人工照明や供給装置、センサーやロボットを使用するため、人的費用はコンピューター技術者を1人雇うくらいで済む。
(略)
オーガニテック社のロボットシステム一式は温室込みで200万ドルだ。テニスコートほどの大きさのシステムなら、1年で14万5000袋分のレタスを栽培できる。これは40ヘクタールほどの従来型の農場と同等の収量だ。オーガニテック社によると、同社のシステムでレタスを栽培した場合、1玉あたり27セントの費用がかかる。カリフォルニア州の農場では1玉あたり18セント前後で済むが、輸送費まで計算に入れると、オーガニテック社のシステムは俄然有利になり、場合によっては40セント以上も安くつくという。
さらに、オーガニテック社のシステムは農薬がまったく必要なく(温室内の気圧は外部より高く保たれているため、虫はまず入れない)、土を使わない水耕栽培のため、栄養や肥料、水を与える量が、土で栽培する場合の3分の1から5分の1で済む。水を使って栽培された無農薬のレタスとして売り出せば付加価値が生まれ、裕福な消費者が喜んで買ってくれるはずだ。
自分の発想はちっとも斬新ではなかったわけだね。でも水耕栽培なんて小学生の頃から聞いていたので、このニュースもまだ最近の話に過ぎないと思う。
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